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この道往けば act2

旧国道27号 丹後街道 新道ー安賀里 後編

2019.01.09 05:16

遂に現れた分断地点。

道はここを右に巻き、再び山際を進んでいたはずです。

仕方ないのでここは素直に今ある道を進みます。

廃道っぽい平場発見!

やはり山すそを素直に沿っていたようです。

しかもよく見れば道に合流するわけではなく並行しています。

このまま目視で行かせていただきましょう!

フェンスに阻まれましたが、道は並行して続いています。

山裾に沿った道なので分かりやすい。

このままついていきましょう。

これも時代の移り変わり、少し寂しい気もします。

こうして所在が明らかにされているだけ、ここは救われているのかもしれませんね。

そしてここで再び旧道は断絶します。

もともとはこの道なのか法面の下なのかはちょっと不明ですが。

しかしこの辺りであったことは間違いないことは確かです。

一気にワープ!!

・・・してきた先にあったのがこの光景。

この廃道って・・・

まさかずっとそこにあったのか!?

これ当たりっぽいなぁ・・・

一件作業林道にも見えますが、山奥に分け入る様子も無く裾野を沿っていく様子が怪しいのです。

先の遊歩道のような部分に繋がると考えれば一連性もあります。

可能性は非常に高い・・・。

ここは後日徒歩探索かな・・・。

しかし逆に接続したということはここは間違いなく旧道跡だということになります。

片側1車線に改良されてはいますが山裾に沿うこの形が一連性を感じます。

最後は尻すぼみして合流(笑

まぁ元がこの広さだったんでしょう。

明らかに旧道サイズですし。

一瞬の合流の後、山が再び谷によって広がります。

やはり旧道もそちらを追うのがセオリーなので、右折を敢行しました。

山すそへ向かいます。

ここまで旧道があったとすればこの斜面なんですが。

怪しいねぇ~(cvヒカキン

斜面が削られてる部分がいかにも怪しい。

ここまでと同じ道が見えるようです。

う~ん怪しい。

旧道っぽい。

非常に旧道っぽい。

しかしただの農道といわれてしまえばそんな気もする。

仮説にするにしてももう少し根拠が欲しいところです。

道の雰囲気はこれまでの旧道のものと同じです。

しかし雰囲気は根拠にならないのは自明。

せめて「これがあるからここは旧道」だという物的根拠が欲しいのです。

そしてまた右左折が多いんだ。

正直この辺りの道は可能性として50%くらいかなと思ってます。

この辺りにはあったけどこの道ではない。

そしてその道は今はもう存在しないのかもしれません。

基本山側に曲がっていきます。

しかしこの右折はよく見てみれば道なりといえば道なりのような気もします。

右カーブに新しい道がぶつかって出来た「入」こんな感じの交差点ですかね。

これといった確証も無いまま、道は続いていきます。

正面の尾根を越えればそこはもう国道27号現道。

ゴールが近づいてきました。

右の丘がなんか人工的な感じがすると思ったら、やっぱり古墳だったようです。

若狭一帯は貝塚があることからもわかるように、古墳時代以前には非常に栄えた地域だったようです。

いつかあるか返り咲き!

すげえ!!

これは普通に大木が立っているのとは違う威圧感があります。

恐らく完全に一度折れたであろう大樹。

しかしその足元からは新たな命が芽生えています。

数100年後にまた見てみたい。

そして恐らく旧道はこの右上の道なんですが、明らかに木が倒れているので目視にて・・・。

ここまで来ればどこに繋がるかは直ぐわかります。

わかりやすく山際を進んだ先にあるのはあの青い看板。

見慣れたあの場所です。

ああ、近づいてきた。

ここがどこかと言いますと・・・、

プラント2の交差点!

ここから右を向いたのが上の写真です。

つまりは遂に合流となります。

ここで合流!

さてみなさんはどう考えましたでしょうか?

恐らく7割程度は道として再利用されている気はしますが、潰されている箇所、廃道化している箇所もまま見られると思われます。

実際に走ってみての実感はこんな感じです。

赤が現役、青は車じゃ走れないところです。

この部分の探索もいつかじっくりやってみたいですね。


以上、旧国道27号 丹後街道 新道ー安賀里編