金津吉崎の謎の穴 前編
再びやってきた謎の穴シリーズ。
今回は福井の北の端。
あわら市にやってきました。
正確に言うなら今回の探索、実は検討はついていました。
なので謎の穴というタイトルはおかしい気もしますが、情報提供時点では未探索だったのと僕も正確な位置を把握していなかったこともあり、確信が持てなかったのです。
ここまで言えば既にわかった人もいるかもですが・・・、
レポスタート!
蓮如上人ゆかりの地である吉崎御坊(よしざきごぼう)の近くです。
あのカーブを曲がればもうすぐそこという近さ。
そんなところにこの物件はございます。
福井県道29号福井金津線(ふくいかなづせん)
それが今回のたびのお供となってくれた道。
福井県下2位の広さ(三方五湖を一つと数えた場合ね)を誇る北潟湖(きたがたこ)の湖畔、それも最北部の付近です。
そして僕は写真左の小山のせり出しに目をつけました。
情報によれば、ここに謎の穴はあるはずなのです。
単純に藪がやばそうだったので・・・。
ここに勝機を見出しました!
藪が切れるのはここだけなのです。
この電柱を目印に藪漕ぎを開始します。
まぁ道を辿っているわけでもないので当たり前といえば当たり前ですが。
県道を走る車の音がなければ、深い森の奥かと思えるほど、木々が生い茂っています。
激藪なのは最初だけ。
これは非常にありがたいです。
なんかわかりにくい写真ですが、前方が窪地になっています。
これは怪しい。
人工的に掘り下げた感のある地形です。
これがまた余計この穴を不思議な立地にしています。
道があるとしたら橋でも架ける気だったんでしょうかね。
やはりこっちは手付かずですね。
さて、振り返ってみましょう。
何があるか・・・?
洞窟じゃねえのか!!??
手付かずの山だなぁ。
ここは恐らく道はない。
なんにせよ穴は入ればどうなってるかわかるのです。
洞窟か隧道かは入ってみれば即決できます。
抜けてる!!
やはり隧道のようです。
ただの洞窟でこの構造はありえません。
さほど歩くのに困る部分はありません。
最初の藪に入るのに躊躇しなければ後は楽勝です。