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この道往けば act2

旧国道27号 丹後街道 旧粟野村 後編

2018.04.29 14:47

さて、前編からの旧道を行くとしましょうか。

とはいってもそんな長くない旧道なので、お気楽に行きましょう。

そしてここでいきなり県道とぶつかります。

ちなみにここまでは西向き一方通行なので、こちら側しか辿れませんのでご注意を。

徒歩ならいけるでしょうが。

福井県道143号松原粟野停車場線

こちらのレポで最初期に取り上げてます。

なかなかお恥ずかしいレポですが・・・。

季節も天気も違うので、今日は頗る晴れやかです。

現役県道としてもなかなかの軒先へなへな感が漂ってます。

しかし旧国道と見ればまぁそんな感じもしますね。

美浜からの続きと考えれば納得しやすいかと思われます。

そしてここで県道は左折を強いられます。

しかし我らが旧道は直進!

カーブミラーの設置など無視です。

県道から離脱した旧道はどこか肩が軽そうです。

いや、気持ちはわかるよ。

老兵は死なずして旧道化。

ボチボチ使われるのがいいんだよね。

そしてここにはお地蔵様もいらっしゃいました。

こういうのがいいんですよ。

もちろん手を合わさせていただきました。

そして現道合流。

短い離脱だったな。

これからはずっと一緒だぜ。

ここからは関峠レポとの重複なので軽く流します(笑

基本的に穏やかなのぼり。

チャリなら嫌になりますが、車なら至って快走です。

ここでふるさと農道なるものがぶつかります。

いまや粟野地区と中郷地区を結ぶ幹線となっているこの農道。

それで良いのか、県道たち!

いや、梅街道とか西街道もそうか・・・。

残念ながら・・・。

奥の空が食い込んでいる部分が関峠。

うん、わかりやすい。

右が旗護山(はたごやま318.2m)、左が野坂山(のさかやま913.5m)です。

ちなみに旗護山は関峠と切っても切れない間柄だったりします。

関峠はかつての国境、名前の通り関が置かれた峠です。

そこを強行突破するものがいないよう旗護山には常に砦があり、旗がさしてあったとのこと。

これが旗護山の名の由来だったそうです。

標高100mの低い峠ですが、峠は峠。

敦賀の町が一望できます。

改めてみるとなかなか悪くない景色です。

写真は悪いですが(汗。

そうこうしてるうちに峠到達。

左は最近ヒューチャーしてる小浜線

27号とは親友です。

そして関峠の四地蔵様。

しっかり手を合わせていきます。

言われも多いお地蔵様ですからね。

今もしっかり信仰が生きています。

そして峠は今も国境。

美浜町に突入です。

ここが一番なだらかに市外脱出できる道なのは間違いないだろうなぁ。

他は全部なかなかの峠か隧道ですから・・・。

左上に小浜線が離れていくと同時に、こちらも右にカーブしていきます。

小浜線は隧道を使いますが、こっちにそんな豪勢は出来ません。

桜でも眺めてのんびり生きます。

峠って大人のホテル建ってるイメージありますよね。

なんでなんだろう。

郊外に建てるってのはわかるんですが。

インターチェンジの近くに立てるのと同じ感覚なのかな。

そしてここで現道と合流、美浜東バイパスです。

さらに直進もここから国道27号へと変化します。

福井県道225号は僕の知る限り、福井県道ではここだけのバイパスランプで終点という妙な終わり方をするはめになっています。

ここはもう国道27号現道。

そして古くからの丹後街道を正確に踏襲する区間でもあります。

なんとも実感が湧きませんが・・・。

そしてあの信号を左折が旧道。

かつてのレポに追いつきました。

さて、今回の穴埋めレポートどうだったでしょうか?

地図見てみましょう。

案外長かったんですよね、この区間(汗。

しかし過去に取り上げた部分が多く、道単品では見所が少ないというのがなかなか取り上げにくかった言い訳です。

しかし実はもう一箇所旧道疑惑の場所があるので、ここは後日じっくり探ります。

あの入り組んでたとこですよ。

なにはともあれ、東も一本に繋がった!


以上、旧国道27号丹後街道 旧粟野村編