Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

この道往けば act2

若狭大飯の謎の道 前編

2018.03.12 09:26

去年末に残した大きな課題

福井県道223号レポで直面した謎の起点問題。

僕の中では去年から心のしこりとして残っていました。

福井県道1号旧道説

こいつは気になってたんですよ。

しかし航空写真見ても、資料探しても、ほとんど何もつかめないのが現実でした。

ならば、行って見るしかない。

行ってみれば何かが得られる!


そして今回に関しては、これが功を奏した!

レポスタート!

ここは福井県道1号現道。

綾部方面からおおい方面を向いています。

そして疑惑の道はここを左折し、佐分利川(さぶりがわ)を渡ります。

その雰囲気は・・・、

橋こそ新しいですが、これは古そうな道。

山沿いを素直に沿っていきます。

ちなみに正面は大飯中学校です。

不審者じゃありませんから。

不審かもしれませんがやばいことはしませんから(汗。

思わず直進したくなりますが、ここは左折です。

ちなみにバス路線も県道から離れてこちらに来てますが、これは単純に中学校があるからではないでしょうか。

おおい町中心地からはけっこう離れてますので・・・。

神社仏閣と同じく、学校というのも古くからある場合の多い建物です。

それがこちらを向いているということは、この道がかなり古い道であるという証明にはなります。

ただし学校は正門の位置が良く変わるのでこれには注意が必要ですが(汗。

そしてここで丁字路にぶつかります。

ここはわかりにくいですが、左が道なりです。

斜めになっているのと道幅で判断が付きました。

この地点まで来ると前回の県道の起点が見えてきました。

相変わらず違和感が凄い。

そして最接近は目前。

行き止まりには雪が集められますよね。

雪国の常識。

未成道の接続地点。

雰囲気は正にそんな感じ。

しかしここはここが起点の列記とした県道。

ここが県道1号でここが接続地点だったとしても、この変な感じは変わらないんだよなぁ。

ちなみにちゃんと県道には接続してますよ。

バイパスのランプのように本来の路面となりそうなところを迂回するようにして接続しています。

この時点で一つの仮説が成り立つんですが、ちょっと角が立ちそうなのでやめとこうかな。

大人な皆さんならわかりますよね(汗。

さて、ちゃんと正面にも目を向けましょう。

県道との接点を抜けても、道はまだまだ続きます。

間違いなく岡田集落の北側へ続いていきます。

そして突き当たったのがこの場所。

あるよ・・・。

地図どおりの舗装徒歩道!

軽トラなら無理やりいけるか?

これは歴史を感じる道です。

もちろんセレナちゃんはお留守番で徒歩で挑みます。

そしてここにお地蔵様。

やはりこれはかなり古い道です。

素晴らしい!

今も手入れの行き届いているお地蔵様はやはり素晴らしい。

しっかり手を合わせて先に進みます。

いよいよ集落から離れて道は独りになります。

里山と呼ぶにふさわしい山ですが、この道を日常的に使う人はかなり少ないでしょう。

不思議な隔絶感があります。

こうして木立の下に隠れると、直ぐ近くのはずの農道や航空写真からも消えてしまう規模の道。

時折出てくる白い手すりのようなものが悪目立ちしますが、それがなければ気になる存在にはなりえません。

それほど上手くカモフラージュしているように感じました。

事実何度も通ってますが、ここに道があると気付いたの前回が初めてですからね。

道の右側は用水路となっていて、そこに関する整備が入っているように感じます。

実際保守道としても使われているのでしょう。

ここは桜並木になってますから。

白い手すりの区間はちょっと道幅が広がり車道らしくなります。

ガードレールの意味合いもあるのでしょう。

道は一連ですが、使われている場所と使われていない場所の格差がなかなか酷いです。

いよいよ直接車道が接続してきました。

ここから変化はあるのか!?

後編へ