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この道往けば act2

福井県道223号岡田深谷線 後編

2017.11.15 00:49

道としてはこのまま山越えを果たし、反対側まで連れて行ってくれそうな雰囲気ですが、そうは問屋が卸しません。

この道を真っ直ぐ行けば、絶妙に困ったことになる罠が待っています。

絶妙に狭まっていき・・・、

なんか出てるし・・・、

あうとぉ・・・

これはどこに行くのか。

この先はいわゆるピストン林道。

いったら帰ってこないといけない道です。

害獣防止フェンスですが、もしかしたら高速への立ち入り防止の意味もあるのかもしれませんね。

ほぼ舞鶴若狭自動車道の高架の下辺りが県道としての終点です。

そろそろ戻るとしましょう。

そして戻りながら色々考えてみました。

なぜ起点がこんな中途半端なのか

これに関しては一つの仮説にたどり着きました。

通常ピストン県道と呼ばれるものは国道や県道から山や海の孤立しがちな集落へ向かって指定されます。

ここはその指定条件から外れているのは一目瞭然です。


となると考えられるのは、当初起点だった県道の位置が移動した。

それを踏まえて上の地図を見ると、一本のラインが浮かび上がりませんか?

県道1号がかつてこのラインだったと仮定すれば、非常にしっくりくる指定となるのです!

これは確かめたい。

なんとしても確かめたい。


しかしこれに関してはまだ正確な資料が探し出せておりません。

可能性は5割くらいか。

御存知の方がいればぜひ御教授を!

戻ってきた県道1号にはこんな看板がありました。

うん、確かに早く着工して欲しいところですよね。


いわゆるはしご県道(国道や主要地方道などの基幹路線同士を結ぶ県道)で国道162号と県道1号を結べているのって、西側の県道16号だけなわけでして。

ここもなかなかの峠道ですし、どうにかしないといけないのは良くわかります。

ワープ!!!

ここで一気にワープを発動(笑。

間に2つほど探索を挟んでますが、反対側までやってきました。

都合3時間のワープです。

現在地は国道162号。

この交差点が福井県道223号の終点となります。

ここを左折して端点を目指します。

なんかいい道じゃないか・・・。

片側1車線完備だぜ・・・。

県道223号は田村川(たむらがわ)に沿ってほぼ真西に進みます。

山間部としてはかなり広い平野地が確保されている印象ですね。

あの向こうに先ほどまでいた県道の短点があります。

本当にこの段階まではいけそうなんだけどなぁ・・・。

このあたりの道は鯖街道とかかわりのある道が多いです。

ここも昔は枝街道の一つだったのでしょう。

寺社仏閣の多い土地柄ですね。

田村川にかかる橋なんですが・・・。

あの右のつっかえ棒みたいなのは何??


しかも橋桁にはあたってないんですよね。

この時はなんだあれで素通りしちゃいましたが、気になるな・・・。

再訪の際はじっくり見てやろう・・・。

田村川から付かず離れず西進する道は至って普通の県道の姿を見せます。

コメントに困るほどの普通の道。

これがどのタイミングで豹変するのか。

それをただ待つ状態です。

山が近づいてきました。

そろそろヤバイか・・・。

いよいよか!!

ここからどこまで粘る!?

片側1車線は消えましたが、まだまだ十分過ぎる道幅の道が続きます。

つうか、この辺りでは最高レベルと呼んでも過言ではない。

この前の探索の道がやばすぎたというのもありますが・・・。

しかし民家が消えれば道は彷徨いだすものです。

周囲の光景がいよいよ差し迫った状態となってきました。

右に貯水池があります。

経験則として、水関連の施設が出れば終わり。

これが案外当たるんですよ。

あのカーブの先はきっと・・・、


終了・・・


ここが県道の終点。

この先は市道と林道になります。

それも微妙に目的地の違う・・・。


ふるさと林道小屋石山線

(こやいしやません・レポ未)

そっち行っちゃうのかって感じですね。

石山坂峠のおおい町側の麓に至ります。

ループより上なので、けっこうな高度に接続しますね。

これは楽しそうな道だ・・・。


なんにせよ、県道223号は別路線をとらなければならないようです。

トンネルは掘れるかなぁ。

なんか結局林道格上げ+県道16号重複+町道格上げで無理やり接続しそうな・・・。

こっちも無理臭いな。

県道223号開通の日はまだ遠いかも・・・。


以上、福井県道223号岡田深谷線編