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この道往けば act2

第3次三重遠征第2弾 三重県道8号旧道 尾平ー室山間 後編

2017.10.31 23:42

さぁ、それでは行きましょう。

相変わらず三重県北部によく見られる、緩やかな丘陵地帯を突っ切る住宅街の道です。

丘陵地帯を緩やかに登る旧道は峠といえば峠のような(笑)場所を目指します。

鞍部と呼んでいいのかなこれは。

丘と丘の隙間ですね、これは。

峠は小さな公園のようになっていますが、これも丘陵公園ってやつですかね。

北陸には丘って地形はほとんど無いので、毎回新鮮に感じます。

低山でもそこそこ険しいのが、北陸の地形ですから・・・。

下りはそこそこ急だなおい。

これも片峠といえるのか。

ジャンプ台みたいな地形ですね。

思えば橋を渡り住宅街を駆け抜け、ちょっと峠っぽい区間を抜けるという短いながらもバリエーション豊かな道です。

展開が急でなかなか飽きさせません。

神社や石碑も現れだしました。

やはり街道筋は住宅街では分かりにくいものです。

こういうのが大切な目印となりますね。

そして最後の最後にめっちゃ狭い

これは現役ならちょっとネタになるレベルだな。

まぁ旧道なので多目に見ますが。

案外対向車が来るので四苦八苦します。

でっかい石碑!!

街道筋ならではの大正時代の石碑です。

なぜか正面からの写真を撮り忘れたんですが、道関係ではなかったと思います・・・。

たぶん・・・。

そしてここがまた一つのポイントでもあります。

この正面は恐らく旧道ではない!!

現道はここで唐突に西に折れて細い道が指定されています。

これはいかにも怪しい光景。

バイパスがスタートする位置は正にここなのです。


現在はそのやや東側。

そこを繋ぐ道こそが怪しいのは自明の理!

右折だ!!

隣の川は先ほど渡った鹿化川の本流である天白川(てんぱくがわ)。

しかしこの旧道がこの川を渡ることはありません。

新旧合流までは。

旧県道らしい道幅とくねくね感にもちょっと飽きてきました。

そろそろおなかいっぱいというタイミングで・・・、

新旧合流!

右から来て奥へ行くのが現県道8号、かつてはそのまま直進だったわけですね。

この辺は地図の出番です!

こうしてみるとバイパスのショートカット具合が良くわかります。

新旧の関係としてはいたって健全、しかしその影にはいくつも旧道とともに忘れ去られた遺構がありました。

少しでも日の目が当たったなら幸いです。


以上、三重県道8号旧道 尾平-室山区間編