Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

この道往けば act2

浦見坂 後編

2017.10.17 03:38

さぁそれではこの木漏れ日の道を往くとしますか。

しかし前編を見れば分かるとおり、この辺色々あるのです。

まずは周辺確認です。

やはりここで目立つのはサイクリングロード。

ここは紅葉もきれいなんですね。

秋も来たいなぁ。

峠と紅葉の愛称は抜群ですから。

一番目立つこの看板にはほかにも重要な情報が。

左下に書かれてますね。

短いながらも的確な説明。

峠の事も書いてくれてたらなお良しでしたが、それはさすがに高望みか。

これを350年前に作った手とこがまず強烈ですね。

さて、いきますか。

かつての峠への道は目の前に伸びています。

恐らくかつての峠は水の底。

しかし実際は掘り下げられたことは明らかなので、本来の標高としては現在地くらいと想像できます。

この道はじわじわ上っているので、水面との距離は少しずつ離れていきます。

すでに見えないし(笑

まぁこの緑の勢いでは致し方なし。

落ちたら登れないだろうなぁ。

あの看板は明らかに船から見ることを想定されています。

凄い特殊ですよね。

言ってしまえば運河ですが、この辺りで運河というのは馴染みがありませんから。

なんかよさげなキノコ発見(笑

食べられるのかな?

キノコには詳しくありません。

山菜なら結構わかるんですけどね・・・。

ここは比較的水面が良く見えます。

舟通らないですね。

通ってる姿を見てみたかったんですが。

この辺りの道はもしかしたら旧峠道を踏襲しているのかもしれません。

クリティカルな地形はありませんが、それほど道を通す余地が多いとも思えない形。

もちろん河川化で地形は変わったでしょうがそれにしても、そこまで多くの選択肢はなさそうです。

浦見坂、着。

かつての標高はわかりませんが、それほど高い峠ではなかったことは確かです。

その姿を想像することが精一杯ですが、それもまたこの趣味の醍醐味。

こういうのも悪くないですね。

峠から先は鬱蒼とした林。

実際は浦見川の分空が開けていますが、本来ならさらに薄暗かったでしょう。

標高の低い峠の方が鬱蒼としているのはよくあることですが。

峠脇が一番水面との標高差があります。

まぁそれは予想できたことですが。

水面の高さは変わりませんが道は登っているわけですから。

しかし思ったほどの標高差はありません。

水深はどれくらいなんでしょうか。

舟が通ることを考えればそれなりの深さはありそうですが・・・。

なんせ濁ってますので、全く想像ができませんね。

振り返って。

こう見ると確かに峠に見えるから不思議。

いや、これはもう峠と呼んで差し支えないでしょう。

さて、下るとしますか。

ちなみにほぼ止まっているように見えますが、川下は右。

つまり久々子湖側に抜ける今回は川を下っているということになります。

なんか振り返ってみたくなる峠なんですよね。

下りの道を全然撮らず、振り返り撮影ばっかりしていました。

レポしづらい(笑。

そして下りは割と一瞬。

実際下って入るんですが、峠のすぐ近くまで建物が立っています。

これ見る人いるのかな・・・。

最早必要性が見当たりませんが・・・。

すげえ、舟屋だ。

これはかっこいいですね。

こういうおうちにお泊りしてみたいですね。

そしてあの橋は前回見たあの橋ですね。

ゴールはまさに目前です。

シジミ採っちゃだめですよ。

違法ですからね。

そしてこの位置的に川に向かって言ってるのかな。

川入った時点で手遅れな気もしますが・・・。

やはり目立つのはサイクリングロードの案内。

しかしいいのです。

道は使ってもらってなんぼ。

生きているという事実が素晴らしいじゃないですか。

「坂」は人の力により「川」となりました。

浦見川、人の想いは地形すら変え、生活を豊かにしていきます。

重機のない時代にそれを成した苦労は計り知れないものだったことでしょう。

その思いをかみしめる旅となりました。


以上、浦見坂 Revenge編