世久見峠 Reverse 後編
順調に標高を上げていく道。
あまり高いという認識はありませんでしたが、それは車という文明の利器が惑わす罠。
歩けばやはり、峠は峠です。
まだ上に道あるな・・・。
本当に思ったより長い峠道。
車で走り慣れていると、やはり感覚狂いますね。
これはなかなか・・・。
桟橋に近い構造ですね。
一応下は沢なのか。
相変わらず名前は分かりません。
桟橋だよね・・・。
一般的に桟橋といえば海にあるものを想像しますが、この趣味で桟橋といえば一般的にこれ。
崩落地や崖などに、張り出すように橋状の平場を設けて、道を通す形態です。
一般的に海沿いの絶壁や山の高規格道にあるイメージですね。
第3ヘアピン。
これを切り返せば峠まで一気に近づきます。
ようやくゴールが見えてきた。
国道・・・
いや、もう言うまい・・・
若干見慣れた感もある屍は上部でも健在です。
木々がないところでは防ぐものもないのか、ぼっきり逝っていました。
駒止めの命にカウントダウンが始まってる・・・。
案外持つのか、もうやばいのか区別は付きませんが。
正常な状態ではないな・・・。
目も当てられない状況になること請け合いだよ。
林業従事者のお仕事かと思われます。
徒歩なら何の問題もありません。
熊鈴を軽快に鳴らしながら歩いていきます。
恐いといったらそれくらいですからね。
セレナちゃんじゃフロントガラス割れるよ、スピード次第では。
峠は近いようにも感じますが、なかなかその時は来ません。
焦らしてくれるぜ。
これはいい。
このこじんまりした感じが好きだ。
長く伸びるやつも捨てがたいですが、こういうこじんまりした奴はかわいいですよね。
盆栽に通じる魅力があります。
このポールは正規品か?
色がえらいことになってるんですが。
オブローダーとしては入門編としていい道です。
第4ヘアピン、なかなか好いえぐり方です。
御興味がある方はここいいと思います。
怪我することもないし、その醍醐味が味わえます。
お近くの方、是非どうぞ!
反対向きの看板にはこれ。
これはつまり前編のゲートをさしているのでしょう。
つまりここは反対側の入り口付近だということ。
ゴールは至近!
辿りついたぜ!
世久見峠、着
標高203m、ちなみに字名でいうと世久見にあたりますが、三方五湖川の麓は世久津(せくつ)といいます。
しかしなぜかその境は峠ではないという不思議。
たまにありますよね、行政的な都合?
そしてここからは現役
ここまでは需要があるのです。
そして恐らく三方五湖側の人もここに来る為には、一度トンネルを通ってから登りなおすのでしょう。
大きな駐車場もあります。