下野橋 後編
2017.04.17 09:58
前編より、対岸に到達しました。
それ程長い橋ではありませんが、軋む恐怖と撮影しながらで、それなりに時間がかかりました。
木造橋には十分すぎる立派なアンカー。
ここはいいんだよ。
ここの心配はないんですが、板が心配。
一冬越えた今が、ある意味一番怖い時期かもしれません。
橋台・・・というものはなくざっくりと斜面に刺さっていました。
いや、あったのかもしれませんがその痕跡は今は見て取れません。
対岸にあったのは畑のみ。
正に地域のための橋と言う印象です。
この木製の主塔も、床版も、地域の方が補修してきたのかもしれません。
非常に愛されている橋ですね。
そういえば、西岸最後の部分のみ手すりがついていました。
ここ一番いらなくない??
向こうにセレナちゃんがいる以上、戻らなければならないのが世の常です。
再び軋む橋を渡って帰ります。
ホワイトサイクロン的な怖さがあるな・・・。
まぁこれだけ軋んでも渡ることができるのは、橋がそれほど高くないということが非常に大きな要因です。
これでもう5m高ければ尻込みしていたところ。
落ちても痛いと冷たいで済みそうです。
雪解け水湛える上流側。
水量はかなり多目です。
川幅狭まる下流側。
この辺りは渓谷一歩手前という感じですね。
大見渓流(おおみけいりゅう)という名は伊達ではありません。