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この道往けば act2

京都遠征第3弾 京都府道・福井県道21号舞鶴野原港高浜線 孤立区間 後編

2017.03.08 09:39

さて、前編最初の交差点を逆側から戻ってきました。

直進すれば舞鶴市内へ、しかし僕は戻る気はありません。

府道21号の東側を見極めねば!

左折です!

雨!自重しろ!!

レンズに水滴付いて、ただでさえ上手くない撮影が最悪な状態だろ!!

勘弁してくれ!!

雨脚は強くなる一方。

探索中止も考えましたが、徒歩の探索ならともかく、車での探索で雨天中止はありえません。

続行です!!

背伸びしてる感・・・

無理すんな!

お前はそんな道じゃないだろ!!

センターラインが消えても非常にお金がかかっていそうな道が続きます。

しかし徐々に隠しきれなくなってきてるような・・・。

近年改良したことがわかりますが、この先に今は希望はありません。

どこで終わりが来るか、それを待っている状態です。

やばい!

白線が消えてきた!

これはもうやばい!!

落ち葉や落石まで、現れだしました。

このままブツっと切れるパターンもあるのかも・・・。

しかしそんな矢先・・・、

幅員狭小の標識!

どうやら限界きたらしい・・・

大丈夫だ!

まだ道幅は余裕がある!

まだいける!!

さっきまでが嘘のような

ありのままの山肌

これ完全に土砂崩れの跡だろ・・・

まぁ通れるようにしてくれただけでもマシか・・・

がったがたやな

まともに写真も撮れない状況です。

心なしか道幅も狭くなってきた・・・。

激悪区間を過ぎると少し景色が開けました。

白飛びしてますが、けっこう余裕なかったのです。

狭い上にがたがたは脱輪怖いんだよ・・・。

どうやら改良する気はあるようです。

でも手前のあのがたがた激狭どうにかしないと日の目見ないぞ。

かなり道幅は広くなりそうですが・・・。

つうかあのがたがたをトラックで抜けてくるとはやはり工事関係者の運転スキルは半端ないですね。

セレナちゃんでも冷や汗もんだったのに・・・。

そして道は再び、崖にへばりつきます。

断続的に広くなったり狭くなったり。

典型的な昔ながらの道ですね。

所々に平場が見られます。

これは恐らく住居跡。

かつてはこの辺りにも家が建っていたのでしょう。

再び狭いですが、中間のがたがたに比べれば屁みたいなもんです。

白線もあるしね。

建物発見!

つうかここ、人住んでるの!?

すっごいところがあるもんだ・・・

この集落があるからこそ、道は崩れても直されるんでしょう。

ここがなければとっくに廃道でもおかしくありません。

そして道もここで途切れた・・・。

文句なしの端点。

これ以上車では決して進むことは出来ません。

こうしてみると一見道はあるようにも見えますが・・・、

致死性の罠ですから

スパッと切れて4mほどの高低差のある徒歩道が続いています。

ちなみにこの徒歩道、ちゃんと高浜側端点に続いているようです。

この道も辿ってみたいなぁ。

大浦半島には無数の徒歩道が張り巡らされているので、そのうちの優良なものがあれば、それをパイロット道路として県道の整備が進むかも・・・?

難しいですかね。

期待はしてるんですが。

最終集落の前のお地蔵様

ここがいつか通過点になる日は来るのでしょうか。

分断区間にはさまれた孤立区間。

そこには独特の空気を持った、物悲しい道路風景が広がっていました。


以上、京都府道・福井県道21号舞鶴野原港高浜線 孤立区間編