三重遠征第3弾 滋賀県道188号相谷原杣線 最終決着 前編
相性悪い道ってあるよね。
いつ行っても通れないとか、毎回底擦るとか、その要因はいろいろです。
この相性の悪さってやつは急に解消される場合もあれば、ずっと続く場合もあります。
ちなみに前者は黒河峠、あれ以来通行止め喰らったことありませんし・・・。
そしてその相性の悪い道、僕の場合、滋賀県ならここ。
滋賀県道188号相谷原杣線
(あいたにはらそません)
過去2回レポしたにも関わらず、1回目は通れず。
2回目は全通したにもかかわらず、痛恨の勘違い。
まぁ僕の不注意も大きいんですがね・・・。
この苦手意識を払拭せねばならぬ!
レポスタート!
前回、角井峠編の最後に登場した道です。
この道、絵に描いたような継ぎ接ぎ県道なんですが、このあたりの県道探索にはなかなか便利。
継ぎ接ぎだからこそ色んな道と繋がっているとも言えますね。
そしてここを左折するのが件の道。
そう、この時点までは普通の道なんですよ。
こいつに騙されて泣きを見た人、きっと案外いると思うんですよね。
だんだん雲行きが怪しくなる。
この時点で引き返せたあなたは危機回避能力抜群。
人類滅亡の危機が訪れても終盤まで生き残れるでしょう。
県道はここを左折します。
この広さの要因は、ここが転回場だから。
バスもこの先には行かないので、ここで転回して戻るためのスペースです。
つまり、ここから先はやばくなると言うバス会社からの警告。
ここで引き返せば、あなたは常識人。
ごくごく一般的な感性の持ち主といえるでしょう。
しかしこの時点でカウントダウンは始まっています。
前回は夜でした。
あの光景を白日の下に晒してやりましょう!
驚愕の幅員減少!!
この光景は険道に教科書があるのなら、ぜひとも教材として提供したいレベル。
通ってほしくない本気度と冬季通行止めの投げやりさが同時に伝わってくる看板類も高得点です。
やはりここはもう一度ちゃんとやりたい道だ!
一応離合スペースがありますが、セレナ同士が離合するというミラクルがあったらたぶん厳しい。
夜間はあれほどありがたかったデリニエーターが今は邪魔で仕方ない(汗。
実際、熊笹の枝が何度もヒットしています・・・。
狭いところだともっと余地はありません。
カーブなんかは、毎回毎回神経すり減らします。
初チャレンジ時撤退地点到達!!
前回リベンジ編で甲津畑峠(こうづばたとうげ・仮称)と称した地点に到達しました。
ここで激狭区間は1/3くらいですか。
東近江市(ひがしおうみし)に突入します!
あの痛恨のミスを取り替えさせてください。
宜しくお願いいたします。
あれは怖かったなぁ。
何はともあれ今日は左に曲がります。
なんかもう笑えてくるな、この狭さ。
県のお墨付き頂いてる道ですよ。
舗装されてるのが奇跡に思えてきました。
周りの風景が里山なだけに完全に農作業道にしか見えませんね。
ここにヘキサでもあれば絵になるんですが。
さすがにそうこまで上手くはいきません。
轍草・・・
県道で轍草はなかなかのもんですね・・・。
これは夜の探索では見つけられませんでした。
どこまでスパルタンなんだこの道は。
道は相変わらずの狭さのまま、路肩の外は遠く離れていきます。
左が怖い
ちょっとした高さですが、ごろごろ転がる姿が容易に想像できます。
前は暗かったからこの恐怖はなかったな・・・。
これは県道の姿じゃないって!!
やっぱり明るいうちに探索しないとダメだな。
この姿はやはり、目に見える形で皆さんに紹介すべきだ!
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