第2次三重遠征第4弾 藤坂峠 荒野の峠編
落石のちりばめられたスパルタンな道・・・。
先行き不安すぎるんですが。
しかし行かないという選択肢は無い・・・。
若干崖側に傾いてるんですよ
この高さでそんなことしちゃだめ!
落ちないと分かってても怖いから!!
なんか怖ろしいところを走っている気が・・・
奥の電波施設といい、入り込んではいけないところに入り込んだような感覚があります。
道の貧弱さがその心のひずみに入り込んできます。
しかしなかなか水のためにここまでくる人は少ないようです。
名前あるのかな?
施設はなかなか立派ですが。
愛されて、今もなお信仰されている様子が伺えます。
これはちょっと酷すぎないか・・・。
落石ごろごろ
路面がたがた
幅員劇狭
過去経験した普通に通行できる県道としては、最悪レベルの路面状況。
油断するとパンクに繋がります。
ここ1ヶ月何もしなければすぐに落石まみれの廃道に変貌しそう・・・。
・・・そしてこの出水はいったい何なのか。
疑問はつきません。
あ、これは来たな。
ついにその時を迎えそうです。
藤坂峠、着。
標高530m、海沿いから登っていることを考えれば比高はかなりの者。
この空の近さも納得です。
半ば埋もれながらも三重県道であることを主張するカーブミラー。
なんというか・・・、お疲れ様です・・・。
第一印象はV字に切れ込んだ美しい峠だと思ったんですが、峠を過ぎればその印象はがらりと変わりました。
奥に道が見えますが、そこまで行くこれを道と呼んでいいのか。
荒廃がかなり進んでいます。
南伊勢町(みなみいせちょう)に突入しました。
ここも平成の大合併で生まれた新しい町。
もとは南勢町(なんせいちょう)と南島町(なんとうちょう)という、共に度会郡のまちでした。
かつてこの看板は「南島町」だったわけですね。
ここはテキサスか、はたまたコロラドか。
西部劇を思い出しました。
採石場か何かがあるんでしょうか。
自然にこうなったとは俄かには考えられません。
一番可哀そうだったのがこの看板。
いずれ完全埋没するんだろうなぁ。
助けてくれる人はいるのかしら。
いろいろ言いましたが、僕は結構この峠好きです。
独特の雰囲気があって、又来たくなる峠ですね。
・・・峠道がもうちょっと味があればなぁ・・・。
少々名残惜しいですが、そろそろ先へ向かうとしましょう。
留まりたくなる峠良い峠です。
ぜひまた来たいと思います。
志摩の絶景
志摩はやはり海だけの国ではありません。
この山と海のグラデーション、素晴らしいの一言です。
三重県伝統の県道シール。
県道なんだから木のイラストはどうなんだろう。
林道にしか見えないよ・・・。