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この道往けば act2

粟野水力発電所遺構群 終わりは突然に編

2016.08.01 07:54

石垣の暗渠を抜けて、水路は一路北へ向かいます。

撮影地点が謎ですが、けっこうがんばってるとご理解ください(笑。

上にいると暗渠なのかどうなのか、非常にわかりにくいのです。

これが撮りたかったのよ・・・。

これだけ比高が出ると上り下りは非常に難しい。

上からのアプローチではこの写真が限界です。

しかし立派な石積み・・・。

写真だとわかりにくいですが・・・、

この巨大な石積みの築堤が見えますか??

まるでお城の城壁。

すさまじい高さを石積みで対応しています。

写真撮ってる足元はこんな感じ。

茨が痛い茨が。

水路から離れれば、そこは手付かずの原野。

美しくも厳しい黒河の森です。

さて、再び藪の侵食を受ける水路を行きましょうか。

全体的に藪がやばかったのはここと写真の地点くらいです。

ここで横に別の水路が現れました。

余水吐きか?

それともただの側溝か?

辿ればわかりますかね。

最終版の藪がえぐい。

ジャングルだよ、これ。

一部区間はもしかしたら人が通っているのかも。

それとも単純に蓋の上の土の量の差か。

ここを使う機会もなさそうですが。

おそらく最終盤ですが、最後が一番きつい状態。

土だけではない要因がありそうです。

なんでしょうかね、これ。

開渠となっても灌木地帯は変わらず。

藪がないだけちょっとはマシか。

水路内に藪が満ちだしたらいよいよ末期でしょうが。

ここで再びなにか施設が現れました。

今度のは高さがありますね。

これは・・・?

ここまでで一番本格的な施設ですね。

施設というより機構というべきか。

こいつの正体を探ります。

蓋の上を歩いてきていたので水路の底までの高さを把握していませんでしたが・・・。

結構高いぞ。

ここは水門でしょうね。

扉は完全になくなっていますが。

ここに至るまでに水路もその形を変えてきています。

プール状に広がっていますね。

これはこの場所に多少の貯水機能を持たせようということ。

そしてここまでで最大規模の水門を発見!

右側の平場の下は空洞になっていてここに水が溜まる仕組みになっています。

もともとはここも蓋の無いプール状の施設だったのでしょうか?

プールの中は複雑に仕切られていていくつかの部屋に分かれているようです。

心臓の弁のように逆流を防ぐような構造でしょうか。

このあたりは道の探索かにはわからないところですね。

この穴は?

なんでしょうね。

もともと棒状のものが貫通していたんでしょうか。

このあたりは詳しい人に聞いてみたいところです。

建物の跡らしき場所も残っています。

監視施設だったんでしょうか?

当時の面影を感じます。

さてここでプールの中に降りるとしましょうか。

さすがにこれは気になりすぎる。

現役時は決して人が入ることは無かったであろう穴・・・、

今、お邪魔します!