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この道往けば act2

石川遠征第2弾 曽山峠

2016.05.08 08:28

七海隧道群を離れた僕はさらに能登半島の先端をめざし東進します。

今回の遠征最大の目的はそこにあるのです。

今回紹介するのはそのさなかに現れた峠。

能登半島北部最大の感染である国道249号。


その峠の姿をご覧にいれましょう。

レポスタート!

なんかこういうレポ久しぶり!

最近わりかしニッチなネタを狙ってきてたので、こういう王道の国道峠レポは久しぶりです。

今回は変な隧道も怪しい細道も、怖い橋も登場しません。

ただただ峠の今をご紹介するのみです!

ここは能登半島の足首である穴水周辺から足の甲である鳳珠郡能登町(ほうすぐんのとちょう)へ向かう途中にあります。

ちなみに石川県内の町で「ちょう」と読むのは、平成の大合併で新設された2つだけ。

先出の能登町と羽咋郡宝達志水町(はくいぐんほうだつしみずちょう)です。


雪国の幹線の峠らしくチェーン装着用駐車場がありました。

この先珠洲市までは峠らしい峠はないので、ここは重要なポイントとなりますね。


能登半島というと県外者である僕のイメージはやはり海なんですが、意外なほどに山深いことがわかります。

ちなみに現在地はここ。

曽山峠(そやまとうげ)

先ほどの2つの町を隔てるように聳える峠。

奥能登丘陵(おくのときゅうりょう)の峠です。

峠道の途中にもいくつかの集落があります。

この辺りはもうずっと曽山地区となっていますが、それぞれ字があるんでしょうね。

集落を抜けても安定の片側1車線で登り続ける国道249号。

安心感が違います。

途中には旧道っぽい道も見えますが、どれも規模は小規模なようです。

すぐ反対の出口が見えますし、そこまで食指は伸びませんでした。

しかしおにぎりと並んでってのはいいですね。

これはポイント高いです。

右手に広い空地のような平場が見えますが、これは道というより使われなくなった農耕地でしょうか。

やはり過疎が現実問題となるこの辺り。

由々しき問題です。

しかしこの道、ずっと中央線が黄色。

つまりはみ出し禁止。


この辺りからもこの道の重要性。

そして通行量が読み知れます。

今日は少ないだけなんだよね。

たまたま写真に写ってないだけだよね(笑。

これまでで一番新しそうな旧道。

線形改良は日進月歩です。

そして来た。

幹線峠らしい峠。

曽山峠、着。


感動の薄い日常感あふれる峠。

しかしここにはおにぎりの下に峠名という、あまりないケースを発見。

どこかで見たんだけどなぁ。

どこだったか思い出せません。

こういう公認峠、結構好みです。

法面をくりぬいたところにブルーシート・・・

一種異様ですが僕はこれに思い当たるものがあります。

峠に埋め込まれるものといえば・・・、

お地蔵様だろ??

お眠りの所を覗くのも気が引けたので、このまま手を合わせて先を急ぎます。

そしてこれは道だよなぁ・・・。

林道なんでしょうか?

それにしてはえらく道幅が・・・。

ここは次回以降、重点的に探ってみたいポイントです。

さすがに残雪も増えてきました。

標高130m程度とはいえ、やはり高いと寒い事には違いありません。

そもそも能登半島の先端部は緯度で言えば上越市に匹敵するんですからね。

そりゃ寒いですって。

3℃か・・・。

凍結注意だな・・・。

小さめの橋が現れました。

しかしこれはあまり興味惹かれないな。

唱和中期の作と見えます。

なんだあれ??

斜面にかなり大きなコンクリートの遺構を発見しました。

周囲の状況を見る限り、何らかの採掘場の跡ですかね。

これは気になりましたが、目的地はまだ遠いので今回はスルー!

おっと旧道発見。

ここには橋がありそうなので、ちょっと寄り道しましょう。

良い景色だけど、箸としてはちょっと魅力に欠けるな。

それより左の駒留がいい感じ。

これはかっこいい。

やっぱ欄干て大事よね。

ガードレールが悪いわけじゃないんだけど、やっぱり橋の欄干としては下と言わざるを得ない。

欄干欲しいよ。

現道に復帰し、改めて下ります。

しかしまあそれほど長い峠道でもないわけで。

平穏無事に麓に到着。

まぁこの峠があんまり険しかったらこの先の探索はできなかったわけで。

今は峠の開発に感謝していきましょう。


以上、曽山峠編