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この道往けば act2

旧北陸本線暗渠群 双子暗渠編

2016.03.16 01:24
今庄側から北上西進する今回の探索。

第1暗渠から次の地点を目指します。

ここが次の疑定地。

え、なんかあんのかって??

現地ではわかりにくいのですが、地図上では第1よりこちらの方が見分けやすいです。

なぜなら・・・。

川あるからね。

地図にも示されるということはそれなりに大きな川です。

見てのとおり、位置的にはそれほど離れていません。

うむ、川も来てる。

ここに間違いないな・・・。

降下開始!

軽く滑落!

あっぶねえ!

やっぱ俺の脚はまだ完全に回復してないな。

写真の木にスライディングかまして、どうにかストップ。

気をつけねば・・・。

ただおかげで一気に下ることはできました。

あとは気を付けて下まで行くだけ・・・。

この程度ならどうにかなりそう・・・。

発見!!

瓜二つ!!

大桐第2暗渠

第1と全く同じ顔をした石造り暗渠です。

しかしなぜかここの写真ブレまくっていてまともな写真が無い・・・。

また撮りに行くとしましょう・・・。

しかし美しい石積み。

一切の綻びが見られません。

確かに年季は入ってますが、現役なのです。

それも現役県道の。

さすがの一言です。

川沿いにも素晴らしい石垣が。

明治の治水工事が今も生きているって凄いと思うんですよ。

100年以上前の技術が今も縁の下の力持ちとなっているのです。

さてそろそろ次は反対側!

下りる階段発見!!

保守用なのか何なのか・・・。

この辺はよくわかりませんが、とにかく安全に下りることができました。

ありがたい存在です。

発見!

しかし見にくい!

前髪すっげえ

80~90年代のヴィジュアル系バンドみたいだな。

Toshiってこんなんだったよね。

現代でいうなら米津玄師かも。

・・・あんまりアホなこと言ってると、ガチ勢に怒られるな。

自重しよう。

あ、僕はXも米津さんも大好きです。

LOSERとか結んで開いて羅刹と骸とか最高です。

そしてその横になんか発見!

コンクリート構造物なのは間違いない。

ただ結構でかいけど正体が見えんぞ。

なかなか危険な罠だな

貯水槽みたいな感じでしょうか。

小水力発電のようにも見えますが、明治にそんなものないでしょうし。

これについては机上調査続行ですね。

さて双子のような暗渠から離れてもう少し先へ進みます。

こちらも大きな川がある地点、そこを目指します。

景気よく下っていたらかなり危険な罠に遭遇。

これ足ボッキ―いくやつですよ。

すんでのところで回避しました。。

しかし用水ですかね。

かなり規模は小さいですが。

旧北陸本線を利用しているということは、基本的に路面は築堤上を走っているということ。

そこに並行に掘られた水路ですから、間違いなく用水と考えますが、何のために?

この先に目立った集落はありませんし・・・。

そしてそこから水が集まる場所。

そこが怪しい。

暗渠と水は切っても切れない関係です。

ほら発見!

アーチ型ではなく桁型なのはちょっと残念ですが、立派な石造りです。

これはこれでレアです。

いい感じですね。

周辺には石造りの施設跡。

これが何なのかは僕の知識では判断できませんでした。

それほど大きな施設ではありませんが、どなたかわかる方がいたらご教授願いたいです。

この木材の上に小屋的な施設があったのかはわかりませんが、少なくとも水路部分に関しては今なお稼働しています。

可動部分があって、他の機構があったかはわかりませんが。

周辺の水を集める構造になっているので、この暗渠の流水量は案外多いです。

かなり激しい水の流れで長靴を越流してきました。

さすがに人は通れないな・・・。

ここまで3つは比較的小規模な暗渠といえますね。

大和街道架道橋もくくりとしては暗渠ですが、かなり大きいですからね。

暗渠もピンキリです。

次回、大物現る!