五波峠 Reverse 前編
堀越峠や佐々里峠といった兵庫県東部、京都北部から福井県西部の山域。
この辺りは丹波高地(たんばこうち)の中でも、若丹山地(じゃくたんさんち)と呼ばれます。
もともと独立峰が多く高低差に富む地形が特徴で、そこに鯖街道や山陰道などの街道が隙間を縫い、数多くの峠が開かれてきました。
今回はその中でも鯖街道の峠をご紹介。
そして前回、惜しみつつも引き返しを食った峠。
五波峠(ごなみとうげ)
今回は福井側からチャレンジ!
レポスタート!
ここは国道162号。
小倉トンネルの西側坑口のすぐ手前に分かれる交差点。
これが今回の探索のスタートとなります。
京都側はこちらをご覧ください。
福井県道224号染ヶ谷小倉線
(そめがたにおぐらせん)
僕の知る限りこのほとんど無名のピストン県道、ちょっとした秘密を隠し持っています。
この道、越県部のない純福井県道としては、県内最南部に入り込む道なのです。
超マニアック情報!
でもこういうの大好き!
知見橋(ちみはし)
南川の本流を渡る橋です。
ちなみにこの県道、終点直前は国道162号の旧道となっている点も見逃せませんね。
山に向かうピストン林道で、なかなかあの規模は維持できません。
橋だけはやたら真新しいんだよなぁ・・・。
槙谷橋(まきたにはし)
これは河川名である槙谷川(まきたにがわ)から取った仮称です。
まぁこの川ここしかちゃんとした橋が無いので・・・。
そしてまぁこうなる運命だよね・・・。
先が思いやられます。
突然2車線に広がるんです。
そしてすぐ狭まるんですよ。
何なんだこいつはいったい。
先にダムがあったり、商業施設があったりするのなら話は分かります。
しかしこの先にはただただ林道があるだけ。
良くわからない拡幅です。
おお!いい橋!!
こいつはいい橋だ!!!
他の親柱も同様でした。
四万白谷橋
もしくは
四方白谷橋
この辺りが正解かと・・・。
そして再び広がる道幅。
なんかふと思ったんだけど。
橋がある場所だけ狭まっているのか?
橋の架け替えが金かかるってこと?
・・・そんな気がしてきた・・・。
八ヶ峰家族旅行村(はちがみねかぞくりょこうむら)
福井県側の最終有人施設です。
そして県道の終点を示すものでもあります。
福井京都県境の山々に来たからアプローチする場合、お世話になることが多い場所です。
そしてかくいう僕も・・・、
お邪魔します!
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