第2次岐阜遠征第1弾 冠山峠 国道代用林道編
2015.12.01 07:28
通常冠山峠の光景と言えば、ここから先の光景を思い出します。
ここまではただの前座!
・・・前座に2回もかけちゃったよ・・・。
これぞ林道のあるべき姿という、基本通りの共用林道。
谷に素直に沿って登っていきます。
明暗きつすぎてなんか目が痛い!
夏は過ぎましたが、突き抜けるような空の青さが印象的な冠山。
そう言えばここに来るときはいつも雲ひとつない快晴だなぁ。
対して温見峠はこのブログの探索時以外いっつも雨だなぁ・・・。
林道ですからね。
プチ洗い越し。
こんなこともありますよ。
左下になんか見えてるのは気にしない!
山深し池田
もはや人の生活は見えず。
ただただ緑の海が続くばかりです。
冠山国有林を抜けていくのがこの林道。
そう言えば以前、「国有林」を抜ける林道を「○○林道」。
それ以外の森を抜けるのを「林道〇〇線」と呼ぶって話を聞いたことがありますが、その観点から行くとここは「冠山林道」が正解なのかな?
まぁ何を以って正解かってのも難しい話ですが。
えげつないとこ通ってるな!!
ちなみに奥の尾根のひっかき傷もこれから走る道。
両側の断崖感が恐ろしいレベル。
上の写真の景色も合わせて、背筋が凍ります。
林道を抜けてから一気に高度があがったような錯覚に陥りますが、勾配自体はそれほど急ではありません。
むしろじわじわ標高を上げてきた(越前市より池田の方が300m程標高が高い)ので、遠くが見通せるようになり余計高度感が出ているのです。
天気がいいと鯖武平野まで見通せるんだとか・・・。
基本的にガードレールはありません。
だからこその、このむき出し具合。
落ちたらどこまでも落ちていけそうです。
向かいの山の引っかき傷。
あそこを今から攻めるわけです。
武者震いがしますね。
標識すら見えるな。
しかし相変わらずガードレールはなさそうだ。
いよいよ秘境感が増してきました。
福井岐阜の県境ですからね。
山深さもトップクラスです。
しかしここは池田町と岐阜県を繋ぐ唯一の道。
観光道路としても一翼を担っています。
まぁだからこそこの道を、
マイクロバスで登ろうなんて極悪非道な輩が現れるんですが。
やめてくれ!
ここでバスに追われて鬼バックなんて考えたくもない!!
神々しい!!
林道で見る景色はやはり麓とは違います。
こういう景色が見たいんですよ。
だからこそ世間から見れば無駄な苦労も頑張るのです。
振り返っても、やっぱり凄まじい。
やっぱり年に何回かは、こういう雄大な自然に身を置いて自分の小ささを確認しないといけないなぁ。
奢らずけれども縮こまらず。
そういう生き方がしたいもんです。
谷に沿う道ではよく見られるこの景色。
二ノ瀬越の景色はよく印象に残っています。
道と山と空以外何もない景色。
これぞ林道です。
ひと際高い尾根に向かって、ゴールは近い。