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この道往けば act2

滋賀県道188号相谷原杣線 Revenge 中編

2015.07.16 06:18

幅員減少から先は恐ろしい状態になっていました。

しかしあの冬の日の僕は、

よくここを積雪の中突き進んだもんだ。

デリニエーターの重要性がよくわかる。

雪積もってる状態でデリニエーターが無かったら確実に逝ける道です。

さすがに離合帯は必要ですよ。

ここまでの完全1車線も珍しい。

この日は代打のプリウス君でしたが、それでも怖い。

よくしゃりおくんで・・・。

離合帯すらなかなか無茶だな。

あれたぶん相手によってはすれ違えないぞ。

軽トラ同士なら余裕なんでしょうが、ここは県道ですからねぇ・・・。

ここは冬季通行止め区間ではありません。

しかし想像してみてください。

ここに雪が積もり、路肩が曖昧になった様子を。

右も左も地獄。

あの時も軽トラのダブルトラックが無ければ絶対無理だったなぁ・・・。

これは模範的な険道です。

しかし時折横の藪が揺れるんだよなぁ。

時折、藪の中で目が光る・・・。

まぁ鹿か猪かでしょうが。

ここでは人と山の距離が近い。

真夜中ってわけでもないんですが。

あの光ってるのは見覚えがある!!

つうかここはこうなっていたのか。

東近江市(ひがしおうみし)

2005年に誕生した同市ですが、個人的には421号のトンネルを抜けた先というイメージです。

初めて越えた当時は永源寺町(えいげんじちょう)でしたけどねぇ。

峠を抜けた先はT字路になっています。

そしてこのT字路は前回僕が引き返し、デジカメを雪に落とした地点(汗。

ここでしゃりおくん鬼バックしたなぁ・・・。

どこまで進んでいいかもわからない真っ白な雪原の中、勘だけを頼りに切り返し。

生きた心地がしませんでした。


そしてこのT字路。

完全なノーヒントの交差点です。

正解はどっちだ?

左が正解!!

前回は軽トラの轍は右に行ってたので、ここを左折する勇気が出なかったのです。

しかし今は路面が見えている。

今なら行ける!!!

木製のデリニエーターのように木の柵が道へ張り出してきました。

狭い道だと地味に嫌な障害物。

あんまり路肩には寄りたくないんだよ!

先ほどの交差点から先は、前回たどり着けなかった未踏地点。

この時点で僕は久しぶりにあの感覚が浮かんできました。

俺はどこに連れて行かれるんだ!!!

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