雄島隧道 補完編
雄島隧道(おしまずいどう)
2014年の一番最後にレポした、いろんな意味で曰くつきの隧道。
詳しくはこちらで。
その中で一番僕が心残りだったのが、旧道の存否でした。
その疑問を湧き起こす一番の理由は、この隧道の最大の特色にあります。
洞内分岐&観音像
洞内分岐とは言っても、もともと海食洞があったところに隧道を通したというのがその実情。
観音像がもともと海食洞にあったと考えれば、当然旧道があってしかるべきなのです。
今回はそんな旧道の存否に的を絞って探ってみました。
2度目なので勿体ぶったりはしません。
いきなり目の前です。
こちらは東尋坊側ポータル。
僕の予想ではここから海側に道が伸びていなければなりません。
おあつらえ向きの階段発見!!
こいつは幸先がいいぜ!
しかしこんなに下りるか?
観音像までとだいぶ比高ができてしまいます。
これはちょっと疑問だな・・・。
つうかそもそも・・・、
ここに道はねえだろ
ここに道造るなら桟橋しかないレベルだよ。
まぁ落ち着け。
ここは別に幹線道路というわけではない。
片側からしか、観音像に行けなかったとしても不思議はないのです。
よし取り敢えず、海食洞から確かめてみるか。
あそこに道が通じていれば確定なんだから。
海食洞の海側には柵が設けられています。
そして歩いて身に来るためか舗装がされています。
至れり尽くせり。
死ぬ
死んじゃうってこんなん。
こんなもんインディジョーンズの世界でしょこの洞窟。
むしろ海から見てみたいわ。
それにこのバリケードもなかなかのもん。
近づいてみるまで木製だと思ってました!
これにもたれる勇気はないな・・・。
断崖絶壁もいいとこだろこれ!!
昔はもうちょっとマシだったとかそんなレベルじゃなさそうです。
一応あわら側も探ってみるか・・・。
終 了
これはもう確定でしょう。
旧道は無かった。
あっけないようにも思えますが、これも探索の醍醐味です。
となると、観音像は意外と新しいのか、どこかからあえてあそこに移転したのか。
謎は深まりますが、これだけは言えます。
旧道はなかった。
以上、雄島隧道 補完編
完