就労支援という橋渡し―学びから働くを、急につなげない
2026.08.04 03:00
運営者 生田目康道が語る、すばるゼミ運営の想い
学校を卒業して社会に出たら、すぐに働けるようになるわけではありません。
働くためには、準備が必要です。
自分に合った仕事を知る。
得意な作業や苦手な作業を整理する。
生活リズムを整える。
決まった時間に通う経験を積む。
報告や相談の練習をする。
作業の手順を理解する。
疲れたときに休む方法を知るこ。
自分自身を理解し、必要な配慮を伝えられるようになる。
こうした力は、急には育ちません。
子どものころからの学習、発達支援、生活経験の積み重ねの上に育っていきます。
そして、学びから働くまでの間には、橋渡しとなる支援が必要です。
それが、就労支援の役割です。
就労支援とは、単に「仕事を紹介すること」ではありません。
その人が働くために必要な準備を整え、自分に合う働き方を見つけ、働き続けるための土台をつくる支援です。
短い時間から始める。
作業を体験する。
できる工程を見つける。
苦手な場面を整理する。
支援者と一緒に振り返る。
必要な配慮を言葉にする。
少しずつ働く時間や役割を広げる。
こうした橋渡しがあることで、教育と就労は急につながるのではなく、段階的につながっていきます。
すばるゼミでは、育てる、読む力、書く力、考える力をそれぞれ次のようなプログラムで考えています。
SSTで育てる、人と関わる基礎。
CSUで育てる、自分を伝える力。
LSUで育てる、生活の土台。
これらはすべて、将来の就労支援や働く力につながっていると考えています。
私は、教育で育てた力を、そのまま社会の手前で途切れさせたくありません。
学びから働くまでを、急につなぐのではなく、安心して移行できる橋をつくっていきます。