キャンドルの芯の選び方|種類やサイズの違い、失敗しないポイントをキャンドル作家が解説
キャンドルの芯の選び方|種類やサイズの違い、失敗しないポイントをキャンドル作家が解説
キャンドルの芯はどのように選べばいい?コットン芯・ウッド芯・HTP芯など種類の違いや、芯のサイズによる燃え方の変化、失敗しない選び方をキャンドル作家がわかりやすく解説します。
キャンドルの芯の選び方で燃え方は変わる
キャンドル作りにおいて、ワックスや香りと同じくらい重要なのが「芯選び」です。
見た目が同じキャンドルでも、使用する芯によって炎の大きさやロウの溶け方、香りの広がり方は大きく変わります。
「キャンドルを作ったけれど火が小さい」
「中心だけ溶けて周りが残ってしまう」
「炎が大きすぎてススが出てしまう」
このような失敗の原因は、芯がキャンドルに合っていないことが多くあります。
この記事では、キャンドル作家として制作やレッスンを行っている経験をもとに、キャンドルの芯の種類や選び方、きれいに燃焼させるためのポイントを解説します。
キャンドルの芯はなぜ重要?
キャンドルの芯は、ワックスを溶かして炎を維持するための大切な役割をしています。
火を灯すと、溶けたワックスが芯を通って吸い上げられ、燃焼することで炎が保たれます。
つまり芯は、単なる「火をつける部分」ではなく、キャンドル全体の燃焼バランスを決める重要なパーツです。
適切な芯を選ぶことで、
* 安定した炎になる
* ワックスがきれいに溶ける
* 香りを楽しみやすくなる
* 最後まで綺麗に使用できる
といったメリットがあります。
キャンドルで使われる主な芯の種類
キャンドルに使用される芯には、さまざまな種類があります。
作品の大きさやワックスの種類、デザインによって適した芯を選びます。
コットン芯(木綿芯)
最も一般的に使用されているキャンドル芯の一つです。
名前の通り、綿素材で作られた芯で、扱いやすく多くのキャンドルに使用されています。
特徴
* 安定した燃焼がしやすい
* 種類が豊富
* 初心者でも扱いやすい
* 幅広いワックスに対応できる
ソイキャンドルやパラフィンキャンドルなど、さまざまな作品で使用されています。
ウッド芯(木芯)
ウッド芯は、木材で作られたキャンドル芯です。
火を灯したときに「パチパチ」と小さな音が楽しめるものもあり、暖炉のような温かい雰囲気を演出できます。
特徴
* 木の温かみを感じられる
* 見た目がおしゃれ
* インテリア性が高い
* 炎の揺らぎを楽しめる
香りだけでなく、音や雰囲気も楽しみたい方に人気があります。
HTP芯などの平芯
HTP芯は、海外でも広く使われている平たい形状の芯です。
特にソイワックスなど植物性ワックスとの相性が良く、安定した燃焼を目指しやすい特徴があります。
特徴
* 炎が安定しやすい
* ススが出にくい燃焼を目指せる
* サイズ展開が豊富
* 海外キャンドルでも多く使用されている
キャンドルの芯サイズはどう選ぶ?
芯を選ぶ時に重要なのが「サイズ」です。
芯は太ければ良い、小さければ良いというものではありません。
キャンドルの直径や使用するワックス、香料の量によって適したサイズが変わります。
芯が小さい場合
芯が細すぎると、
* 炎が小さい
* ロウが十分に溶けない
* 中央だけが減る(トンネル現象)
といった原因になります。
芯が大きすぎる場合
反対に芯が太すぎると、
* 炎が大きくなる
* ススが出やすい
* 燃焼時間が短くなる
場合があります。
大切なのは「キャンドルに合ったサイズを選ぶこと」です。
芯選びで考えるポイント
芯を選ぶ時は、以下のポイントを確認します。
① キャンドルの直径
同じワックスでも、キャンドルの大きさによって必要な芯の太さは変わります。
小さなキャンドルには細め、大きなキャンドルには太めの芯が必要になることがあります。
② ワックスの種類
ワックスによって燃え方は異なります。
例えば、
* ソイワックス
* パラフィンワックス
* ジェルワックス
* パームワックス
では適した芯が変わります。
③ 香料の量
香料を多く入れたキャンドルは、ワックスの燃え方に影響する場合があります。
そのため、香り付きキャンドルではテスト燃焼が特に重要です。
キャンドル作りではテスト燃焼が大切
プロのキャンドル作家でも、芯選びは一度で決まるとは限りません。
同じ材料を使っていても、
* 容器の大きさ
* 部屋の温度
* ワックスの配合
* 香料の種類
によって燃焼状態は変化します。
そのため、販売用キャンドルでは必ず燃焼テストを行い、炎の大きさや燃え方を確認します。
よくある質問
キャンドルの芯はどれを選べばいいですか?
作るキャンドルの大きさやワックスによって異なります。
まずは使用するワックスメーカーや芯メーカーの推奨サイズを参考にし、実際に燃焼テストを行うことがおすすめです。
芯を長いまま使うとどうなりますか?
芯が長すぎると炎が大きくなったり、ススが出やすくなる場合があります。
使用前には芯を約5mm程度に整えることが大切です。
木芯とHTP芯はどちらがおすすめですか?
どちらにも魅力があります。
初心者の方で安定した燃焼を重視するならHTP芯、炎の雰囲気や音を楽しみたいならウッド芯がおすすめです。
まとめ
キャンドルの芯は、小さなパーツですが、キャンドルの美しい燃焼を左右する大切な存在です。
芯の種類やサイズを正しく選ぶことで、炎の揺らぎや香り、キャンドルを使う時間をより楽しむことができます。
キャンドル作りでは、ワックスや香料だけでなく、芯との組み合わせを考えることが作品の完成度を高めるポイントです。
リリーベアーキャンドルでは、素材の特徴を大切にしながら、一つひとつ丁寧にキャンドル制作を行っています。
キャンドル作りを始めたい方や、より美しいキャンドルを作りたい方の参考になれば嬉しいです。