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松山シュタイナー教育を学ぶ母の会

3月の会~いま、おとなにできること①~

2019.03.19 03:51

あなたは今、

おとなですか?


身体の成長の話ではありません。

知性だけの話でもありません。

総合的に見て、おとなになっていますか?


と問われたら・・・自信ないなあ。


まだ子供じみたところがあるし、

直したい欠点もある。

家族全員養うほど稼いでるわけではないし、政治のことも勉強不足と自負している。


でも・・・

目の前に幼子がいて、そのきらきらした目で

「ねぇ、この世界のことを知りたいんだ」と問われたら、

私は地球人代表として幼子と真正面から向き合わざるを得ない。


「よし、向き合おう」と決意したその瞬間に、

上記したような私の個人的なあれこれは遥かかなたに遠のき、

より高い視点に立った純粋な人格として幼子をこの世界へ受け入れる。

それは温かく、懐深く、愛に溢れ、それでいて清々しい境地だ。


シュタイナーはその状態を「感覚経験から独立した純粋思考」と評した。

私たちは過去の様々な感覚経験をもとに自己評価、他者評価をしている。

けれど、そういった一切の判断をとりさったところで、純粋にひとりの人間として考える。


それは「おとなとして考える」ということだ。

おとなとして幼子の前に立つ、ということだ。


シュタイナーはこうも残している。

「教育において大切なのは

みなさんが何をするかではなく、

みなさんが何者なのか、ということです。

大事なのは、個人性を乗り越えることです。」


過去にどんな偉業を達成したか、どんな愚行をしたことがあるか。

また現在何をしている人かといった各人が結びついている経歴や肩書きは大切ではない。

大切なのは、あなたが何者として教育に携わるかだ。

個人性を乗り越え、より大きな視座に立って(つまり人類の代表として)子どもの前に立ちなさい。

そのために大切なのは、自分はおとなであると「思い切る」こと。

自分が「だれかの〝子ども時代”の一部」であることに気付き、その責任を自覚し、おとなであろうと「思い切る」ことで、思考や想い、行動は変化する。


幼い人が近くにいるというのは、それだけで私自身を「おとな」にしてくれます。

今の私たちの行いを土台にして子どもたちの未来は展開していくのだと思うと、「自分さえよければ」ではなく、全ての生き物の家であるこの地球にとって、良いことを行動していこうと思うのです。

改めて身近に幼い人たちがたくさんいる今の環境に感謝です。


さてさて。

去年2月に発足した松山シュタイナー教育を学ぶ母の会が1年経ちました。

初回から参加してくださっているSちゃんが神奈川へお引越しされるため、

後半は持ち寄りランチパーティーをしました。

まったく打ち合わせなしなのに、主菜、副菜、スイーツと完璧な配分!

さすが!!!

最高に美味しいビュッフェランチに来たかのようにどれも美味しくて、

食後のスイーツなんて3種類もあって幸せ♡

お喋りも尽きず、楽しい美味しい時間でした♪

Sちゃん!神奈川行っても元気でね~!!