シェフが最初に褒めたのは、「刃」ではありませんでした。
こんにちは!ぐるっとキッチンのMr.Kです!
例えば、同じ道具を見ても、我々営業が見るポイントと、毎日使うシェフが見るポイントは少し違います。
今回はその違いを改めて教えられた、というお話です。
ご紹介するのは、世界中のシェフに愛されているグレーター「Microplane(マイクロプレイン)」。 今回の記事作成にあたり、社員食堂「おみおつけ」のシェフに実際に使用してもらい、率直な感想を聞いてみることにしました。
正直私は、「切れ味がいいですね。」
そんな言葉が最初に出てくると思っていたんですが・・・。
ところが、シェフの答えはあまりにも意外なものだったのです。
シェフに聞いてみました。
ーー実際に使ってみて、一番最初に感じたことは何ですか?
シェフ:とっても持ちやすいですね!
これには驚きました👀
グレーターといえば、“よく切れるかどうか”みたいな切れ味が一番の特徴だと思っていたからです。
ーー持ちやすいと、何が違うんですか?
シェフ:握りやすいから安定します、安定するから多分長時間使っていても疲れません。
なるほど☝
この一言で、見方が変わりました。
持ちやすいから安定する⇒安定するから余計な力がいらない⇒余計な力がいらないから疲れにくい。 そして結果的に安全性にもつながる。
私は「切れ味」こそが価値だと思っていましたし、もちろん重要なポイントではあります。
でも、毎日何時間も厨房に立つシェフが見ていたのは、“疲れない”という価値だったのです。
ーー削り心地はいかがでしたか?
シェフ:とってもふわっと仕上がります。
ーーそれにはどんなメリットがありますか?
シェフ:少ない量でも十分に見えるので、食材の節約にもつながると思います。
この言葉にも感心しました!
“見た目がきれい”で終わるのではなく、食材の使い方やコストまでちゃんと考えている。
これぞ現場のプロならではの視点ですね。
実はマイクロプレインは、特殊な刃の構造により、食材を押し潰すのではなく、軽い力でスッと削れることが特徴です。
今回シェフが話してくれた「持ちやすさ」や「疲れにくさ」も、こうした見えない工夫の積み重ねがあってこそ生まれた価値なのかもしれません。
道具の価値は使う人が教えてくれる。
先日、日本総代理店の㈱池商様から、「最近は類似品やコピー品も増えてきている」 というお話を伺いました。
その時は、「ブランドを守る」という解釈でした。
でも今回、実際にシェフの話を聞いて、その意味が少し分かった気がします。
持ちやすさ、疲れにくさ、安全性、そして、ふわっと仕上がる削り心地。
一つひとつを見ると決して派手な特徴ではありませんよね。
実はマイクロプレインは、もともと料理のために生まれた道具ではありませんでした。
一人の家庭料理好きが木工用のやすりでオレンジの皮を削ったことが全ての始まりでした。
その切れ味に可能性を見出し、そこから何度も改良を重ねながら、今のグレーターへと進化してきました。
もっと使いやすく、もっときれいに削れるように。
そんな想いが、今回シェフが話してくれた「持ちやすさ」や「疲れにくさ」という価値を生み出しているのかもしれません。
だから世界中のシェフは、”よく切れるから”もそうですが、”使い続ける理由があるから” マイクロプレインを選び続けているに違いありません。
オリジネーターとは新しいものを最初につくった会社ではなく、進化を止めなかった会社なのでは⁉
そんな風に感じました。
道具の本当の価値は、毎日使う人が一番よく知っています。
だからこれからも、商品の説明だけに徹するのではなく、現場で働く方々のリアルな声を届けていきたいと思います。
今回もまた、シェフに一つ教えていただいたMr.Kでした。