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アンティーク フェルメール

ウランガラスのタンブラー。

2026.08.07 06:43

ウランガラスのタンブラー(11 x 7,5 cm)、イギリス、19世紀後半。黄色とオパールホワイトの中間色のような色、自然光の下で見ても綺麗だ。ぼくはウランガラスはグリーンよりイエローの物が好きだ。このタンブラーはシェイプも綺麗だ。

暑いので頭が働かない、店には誰も来ないがホームページのアクセス数は多い、皆んな涼しい部屋でフェルメールのホームページを見ながら、最近行ってないな、とか、何時か行ってみたいけど金沢遠いな、とか、一回行ったけど物だらけで店主の人感じ悪かったな、とか、入り難い店だよな、とか、塩井さん元気かな、とか色々思っているだろう。移転して未だ来られてない方もいるだろう、もう移転して六年目だ。

西東三鬼の句集を買った、これからゆっくり味わっていくつもりだ、三鬼こそ俳句界の異端児だ、読む俳句も変わっていれば経歴も変わっている、大正末期から昭和初期の二十代後半はシンガポールで歯医者をやっていた、その後日本に帰り人の勧めで偶々俳句を始める、三鬼の俳号も英語の Thank you. が元らしい。確か誰かに付いて俳句を習ったりはしてない筈である、お茶で言えば誰の弟子にもならずいきなり我流で「家元」を名乗ったような人だ、ご興味ある方は取り敢えず彼の小説「神戸・続神戸」をお勧めする、出来れば講談社文芸文庫で読まれて欲しい、新潮文庫はお勧めしない。この時代の俳人で誰が粋かと言われれば先ず筆頭はこの三鬼だと思う。三鬼の真似は誰にも出来ない、無残な結果が待つのみだ、その点ではモンクも同じだろう、モンクの真似は誰にも出来ないし、他の人がモンクのように弾いたって何の意味も無い。奇才の真似をしようとしても自分を愚かさを証明するだけに終わるのだ。

三鬼に関してもう一つ、彼はパイプがよく似合う人だということ、これは彼がパイプを手にしてる写真を見ればぼくには直ぐに分かる、明治生まれの作家、物書きでパイプが本当に似合っていたのはぼくの知る限りでは西脇順三郎と三鬼ぐらいかな。もっと後の人だが渋澤さんとか開高さんとかは全然ダメ、パイプをものに出来ていないのだ。三鬼はもしかするとシンガポールでイギリス仕込みのパイプを誰かに教わった可能性もあるだろう。西脇順三郎もロンドンに住んでいたし、この二人のパイプが様になっているのはそういう理由に寄るのかもしれない。様になっている、とはパイプがちゃんと喫えていた、ということ、パイプのテクニックがしっかりと内面化されていたということです。

(パイプ始めたい方、パイプ売っています、全てお教えします。初心者、若い人、女性歓迎)