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脳性麻痺ライター・著者 東谷瞳  |障害と生きる日々

雑記025 伝えることの難しさと、伝わることの嬉しさ。2日間の講演を終えて

2026.08.08 02:12

ありがたいことに、2日続けていただいていた講演依頼を、無事終えることができました。

今回お話ししたのは、

令和8年度 三重県障害者ピアサポート研修

モーニングカレッジ(経営者向け勉強会)

の2つです。

10分と90分という、まったく対照的な講演でした。

どちらも半年近く前からご依頼をいただいていたので、時間に余裕を持って準備することができ、資料作成にもじっくり取り組みました。

「10分で伝える」ことの難しさ

ピアサポート研修は10分。

短い時間だからこそ、「これだけは伝えたい」ということを改めて考え、内容を絞り込みました。

今回は2回目の講師だったこともあり、当日は知った顔も多く、知人も応援に来てくれていました。

10分という短い時間だったこともあり、比較的リラックスしてお話しすることができました。

90分の講演は、母と娘と3人で

一方、モーニングカレッジは90分。

私一人では到底話しきれない内容だったので、今回は母・娘・私の3人で分担してお話ししました。

娘は、講演には何度も連れて行っていますが、しっかりと話すのは今回が初めて。

なんと、会場からいただいた質問にも自分で答えることができました。

親として、娘の成長を感じる嬉しい時間でもありました。

「伝わった」と感じられたこと

今回、2冊の自著もたくさんの方が購入してくださいました。

自分では「拙い話だったな」と思っているので、これだけ本を手に取っていただけたことにびっくり。

それと同時に、

「何か伝わるものがあったのかな」

と、ありがたい気持ちになりました。

私は言語障害があるため、自分の思いを言葉にして伝えることに、いつも少し不安があります。

言語障害のある人の講演を聞く機会は、決して多くないと思います。

だからこそ、毎回、

「ちゃんと伝わっているかな」

とドキドキします。

今回、主催者の方から、

「言葉をすべて理解することは難しいけれども、資料でうまく補えていた点がよかった」

と言っていただきました。

自分の苦手な部分を資料で補う。

それも一つの「伝える方法」なんだと、改めて気づかせてもらいました。

講演は、話す側だけが「伝える」のではなく、聞いてくださる方と一緒につくっていくものなのかもしれません。

今回いただいた二つのご縁を通して、私自身もたくさんのことを学ばせていただきました。

お声をかけてくださった皆さま、そして聞いてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回のご縁に、心から感謝です。