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【デイアジング】でかいアジしか釣れないと噂の管理釣り場が想像以上に凄かった!~YOSHIKI~

2026.08.14 11:53

日本には “でかアジしか釣れない” と噂される管理釣り場がある。それが、新潟県直江津市の「ハッピーフィッシング直江津」だ。各種動画では30㎝オーバーのアジが次々と釣れる様子が映し出され、まさに夢のような光景が広がっている。しかし――現実はそう甘くない。水深のあるポイントで、エサ釣り師の間に立ち位置を構え、細糸を使ったアジングを成立させる必要がある。繊細さと技術が問われるこのフィールドに、YOSHIKIこと田中良樹が挑む。日中に尺オーバーが狙える管理釣り場で、あなたもアジを釣ってみませんか。




「怖い…」

 朝イチ、YOSHIKIはこうつぶやいた。

タイミング的には絶好期。だが数日前に降った雨の影響で水質は濁り、まったく釣れていないという情報を耳にしていたからだ。

 新潟県にある「直江津港第3東防波堤管理釣り場」(以下、ハッピーフィッシング直江津)は、エサ釣りをはじめルアーでデカアジが狙えるスポットとして、いま特に注目を集めている釣り場である。

 冒頭の言葉どおり、ここ数日ルアーマンはかなり苦戦している模様だ。

 ここハッピーフィッシング直江津では、過去にもデカアジを狙って取材を重ねてきたが、ここまで渋いという前情報は初めてのことだ。

 それでもYOSHIKIは、「ロケが決まった瞬間からウキウキで、昨日も興奮してあんまり寝られなかったですからね」と笑顔を見せる。

 それだけ、この釣り場でデカアジを仕留めたいという思いが強かったのだろう。

朝イチ受付をするYOSHIKI。


受付を済ますとこのよう入場証が渡される。この番号のところに並んで開園まで待つ仕組み。



狙うはでかアジオンリー!

 釣り場に到着後、まずはルールに則って朝の受付を済ませ、入場口の列に並ぶ。そして開園と同時に、アングラーたちが一斉にそれぞれのポイントへと向かっていく。

 YOSHIKIも周りに続いて歩を進め、長い堤防の先端付近を目指す。

東からの朝日に照らされた海面には確かに濁りがあるものの、雰囲気は決して悪くない。

 なんとかここでデカアジの顔を見せてほしいところだ。


おもいおもいのポイントに向かうアングラーたち。



タックルセレクト

 ポイントに入ると、さっそくタックルを組み始めるYOSHIKI。

 ロッドは「月下美人 MX アジング 66L-S」(DAIWA)をチョイス。ジグ単からスプリットリグ、小型プラグまでカバーするオールマイティなモデルで、足場の高いハッピーフィッシング直江津でも優れた操作性を発揮する1本だ。

 リールは愛用の「フリームス LT1000S-P」(DAIWA)をセットし、まずはPEラインのセッティングで様子を見る作戦に出た。

 リグは「月下美人ジグヘッドSS」の3gに「月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ」の組み合わせ。


午前中はアジからのバイトはなし…

「今回は本当に初場所です。今日はリアルな一日をお見せしたいと思います」

そう意気込みを語るYOSHIKIだが、いきなりキャストするのではなく、まずは足元の水深チェックからスタートした。

「まずは足元の深さを測ります。スプールから出る糸の回数(巻き数)でおおよその水深を把握するんです」と話し、 足元へリグをゆっくりと落とし込んでいく。

海底の形状や潮の利き具合などもしっかり確認を終え、いよいよ実釣スタートだ。

 ハッピーフィッシング直江津には、ルアーマンだけでなく多くのエサ釣り師も並ぶ。むしろ「エサ釣りの中に混じってルアーを通す」と言っても過言ではない環境だ。

 それだけに、周囲のエサ釣り師とのライントラブルを避ける配慮はもちろん、彼らの竿の曲がりやコマセの効き具合といった釣況を観察し、ヒントとして取り入れる柔軟さも重要になってくる。

 これらの要素を考慮しながらアプローチを続けていくが、事前情報どおり周りのルアーマンにもアタリはない模様。

 YOSHIKIのロッドにも、いまだノーバイトの時間が続いていた。



YOSHIKIのでかアジキャッチシーンの動画は
こちら👇

ゲストフィッシュからヒントをつかめ!

 間もなく昼を迎えようとする時間帯。ついにYOSHIKIのロッドにバイトが出た。

 先ほどまでのPEセッティングから、リグをよりナチュラルに漂わせられるエステルセッティングへ変更したことが奏功。明確なアタリを捉えてすかさずフッキング!

……しかし、上がってきたのは本命のアジではなくゲストのサバだった。

「サバが釣れたことで、さらに次のステップに入ります」

そう語るYOSHIKIは、ジグヘッドのウェイトを3gから2gへ軽くし、よりスローにアプローチしていく。すると直後、再びロッドティップを抑え込むようなバイト!

 難なくアワセを決めたYOSHIKIは「やっときた! アジだと思うけど、どうやろ……」とつぶやきながら慎重にやり取り。やがて海面に浮上したのは、狙い通りの良型アジだ。そのまま一気に抜き上げに成功した。

 この日、貴重な第1号となる本命をキャッチし、ホッとした表情を見せるYOSHIKI。

「これ見えますか? 『月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ』を丸飲みですよ!」

 ここハッピーフィッシング直江津で釣れるアジは、とにかくデカい。30cmを超える尺アジも日常茶飯事だ。しかし、そのぶん思っている以上にテクニカルな展開を強いられる。

 YOSHIKIも「これまで数多の先輩方が攻略してきた釣り場ですが、映像で観る以上に遥かにテクニカルですね。僕の地元である関西の釣りをそのまま持ち込んでも、なかなかパターンにハメることができませんでした」と振り返る。

 実はこのヒット、当日ルアーで着実に成果を挙げていた地元の名手からアドバイスを受け、導き出した1尾だった。

 そこからのYOSHIKIの手返しは流石の一言。一気にパターンを掴むと面白いようにアジを掛け続け、気づけば複数本の良型アジをキャッチすることに成功していた。

「アジがデカいと聞いていたので、てっきりベイトは魚系(小魚)だと思っていました。そのため魚系を意識したカラーを多めに用意してきたのですが、今日はそれがうまく機能しなかった。エサ釣り師が多いフィールドでは、やっぱりアミ(コマセ)系カラーの重要性を実感しましたね。みなさんもここでデカアジを狙う際は、アミ系カラーのワームを絶対忘れずに持ってきてください!」

 そう語るYOSHIKIは、最後にこう付け加えた。

「あと、ここは絶対に『コロコロ(台車)』が必要です。なんといっても、釣れるアジがデカいですからね!」

 そう締めくくり、大満足の笑みを浮かべていた。

尺をゆうに超えてくるサイズが連発するのがここの魅力だ。

2.8インチワームを丸飲みするでかアジ。


タックルセレクト

ROD:月下美人 MXアジング 66L-S(DAIWA)
REEL:FREAMS LT2000S-XH(DAIWA)
LINE:月下美人 TYPE-E白 0.4号(DAIWA)
LEADER:月下美人 フロロリーダー 1.5号(DAIWA)
JIGHEAD:月下美人 ジグヘッド 2グラム(DAIWA)
WORM:月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング2.8インチ(DAIWA)



ラインセレクト

 今回、PEラインのタックルで釣りを開始したYOSHIKI。しかし途中で状況の変化を感じ取り、よりナチュラルに誘えるエステルラインのタックルへと変更した。

比重が大きい(高比重な)エステルラインであれば、軽量なジグヘッドでも狙ったレンジに馴染ませやすく、気難しいアジに対しても繊細なアプローチが可能になるからだ。

 今回のように、ラインセレクトひとつで釣果は劇的に変わる。状況に応じた最適なラインを選ぶことが、攻略の鍵を握るのだ。

月下美人 TYPE-E 白(DAIWA)


 しなやかさの中に適度な張りを残し、優れた操作性とノントラブル性能を高次元で実現。

 水になじむ比重1.38と低伸度が生み出す高感度特性により、繊細なアタリを捉えるジグ単のアジングに最適な仕上がりとなっている。

 さらに、ライン性能を損なわない平行巻「DPLS」の採用に加え、昼夜問わず高い視認性を誇るカラー「白(ハク)」を身にまとった。目視による情報量が増すことで操作性が向上し、トラブル軽減にも一役買っている。



ジグヘッドセレクト

 わずか0.1gの差で釣果が一変するのがアジングの世界。潮流の速さ、水深、風の強さに合わせてウエイトを細かく刻み、「アジのレンジへいかに違和感なく馴染ませられるか」が勝負の分かれ目となる。

 重すぎれば見切られ、軽すぎれば喰い棚まで届かない。コンマ数グラムの調整が釣果を分ける、極めて繊細でシビアな世界なのだ。

 YOSHIKIは3gからスタートしたが、アジを喰わせたウエイトは2gだった。


月下美人 ジグヘッド(DAIWA)

(SPEC)
自重:1~3g/フック:#10~#6/入数:4個/価格(税別):350円





使用ワーム

【月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ(DAIWA)】

 高密度に配置されたディープリブとファットなシルエットが生み出す強烈な波動で、良型アジを魅了する「アジングビーム バチコンカスタム ストロング」。2.3インチと2.8インチの2サイズをラインナップしているが、釣れるアジがデカいという事前情報を踏まえ、今回は2.8インチをセレクトした。

 思惑通りサイズ感はバッチリハマったものの、直面したのはカラー選択のシビアさ。特にエサ釣り師が多く並ぶフィールドでは、コマセ(アミエビ)を意識したアミ系カラーがマストとなる場面も多い。カラーローテーションの幅を広げるためにも、ワームカラーは多めに用意しておくのが鉄則だ。



アジングビーム バチコンカスタム ストロング2.8インチ(DAIWA)

(SPEC)

全長:2.8インチ/入数:10本/素材:塩ビ/カラー:全17色/価格(税別):500円







(取材協力)
直江津港第3東防波堤管理釣り場


URL:https://happyfishing-n.jp/
住所:新潟県上越市八千浦4番地
TEL:070-4375-5452





PROFILE

田中良樹 (Yoshiki Tanaka)

「YOSHIKI」の愛称で親しまれ、アジング、チニングを中心に、関西エリアで年間100日以上釣行する期待の若手アングラー。