青木繁展5 2011.07.04 04:55 これは絶筆となった「朝日」という絵です。場所はちがいますが、荒々しい海を描いた前記の物とは違い穏やかな海の波間と朝日の光の中にこれだけの沢山の色を見い出せる青木繁という画家の感性が素晴らしいと思います。 もうひとつ、初期の絵で「ランプ」という絵です。妻が一言「きれい」と言ってしばらくみとれていました。本の上に置かれたランプの光が緑と黄色で表現され、うっすらと照らされている背景の多彩な色合いは、青木はいったいどんな目を持っていたのでしょうか。