心の色って、一色じゃない
ちょっと気難しいことを言うようだけれど。
最近、自分のことを通して
ふと思うことがあります。
感情って、
「怒り」とか
「悲しみ」とか
「寂しさ」とか、
言葉にすると、
どうしてもひとつの名前がつきますよね。
でも、本当の心って
そんなに単純じゃない。
怒っているんだけれど、
その中には情があったり。
もういい、と思っているのに、
どこかでは心配していたり。
嫌だったことなのに、
全部を嫌いになれるわけでもなかったり。
もし「怒り」だけの一色なら、
案外わかりやすいのかもしれません。
でも実際の心は、
いろんな色が混ざっている。
赤の中に青があったり、
グレーの中に
ほんの少し黄色が残っていたり。
だから、
「私は怒っている」
それだけでは、
どうもしっくりこないことがあります。
怒りの奥に
寂しさがあるのかもしれない。
情が残っているのかもしれない。
期待していたからこそ、
腹が立っているのかもしれない。
そんなふうに考えていると、
自分の気持ちを
ちゃんと言葉にするって、
本当に難しいなと思います。
アウトプットって、
思っている以上に難しい。
そして、こういう気持ちって
誰かと話しているうちに
少しずつほどけていくこともありますよね。
でも、いつも何でも話せる相手が
そばにいるとは限らない。
私自身も、
全部を話せる仲間が
たくさんいるわけではありません。
だからこそ、
自分の心を整理する時間って
大事なのかもしれないと思います。
無理に、
「これは怒り」
「これは悲しみ」
と、ひとつに決めなくてもいい。
今の私は、
こんな色なんだな。
いくつもの色が混ざって、
今の私の心になっているんだな。
それくらいでも
十分なのかもしれません。
心の色は、一色じゃない。
だからこそ、
急いで答えを出さなくてもいい。
自分の中にある色を、
ひとつひとつ眺めてみる。
そんな時間も、
たまには必要なのかもしれませんね。