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Fashion Source / Hitomi’s Log

秋になると、なぜかチェック柄が目に入る。

2026.08.19 22:00

先日、散歩しながらウィンドウショッピングをしていたら、服も小物も、やたらとチェック柄が気になりました。

「ああ、秋になるとチェックって急に見たくなるな」

と思ったところで、ふと、

「だったらポール・クレーじゃない?」

と浮かびました。


クレーの絵って、チェック柄とは違うんだけれど、四角い色面が並んでいたり、規則正しいようで不規則だったり、整っているようで揺らいでいたり。

あの独特の感じが、秋のチェック気分に妙に合うんです。


以前から作っていたブラックのマグカップがあったのですが、そろそろ違う作品に変えてみようと思っていて、今回そこにクレーの作品を合わせてみることにしました。


ブラックのマグなので、暗い部分ばかりを使うと少し沈みすぎる。

そこで、作品のどこを切り取るかをかなり考えました。

マグカップは四角いキャンバスではないので、そのまま作品を入れればいいというわけでもありません。

どこを中心にするか。

どの色を残すか。

どこを下に持ってくるか。


見ていくと、作品の下の方に、ピンクや赤、明るいグリーンやブルーが入っていました。

「ここだな」

と思って、その色のある部分がマグの下側に来るように配置してみました。


ブラックの地に、クレーの色が浮かび上がって、かなりいい感じ。

最初は、作品だけでもいいかなと思っていたのですが、少しだけオリジナリティも加えたくなりました。

そこで、ポール・クレーのサインを、アンティークゴールドのような色にして入れてみることに。


ピカピカした派手な金ではなく、少しくすんでいて、ほんのり光沢があるようなゴールド。

それをマグの端にさりげなく置いてみたら、ブラックとの相性がとてもよくて、ぐっと完成度が上がりました。


そして今回は、モックアップ作りもかなりスムーズでした。

以前ChatGPTでマグカップのモックアップを作ったときは、

「いや、そのマグ、どれだけ大きいの?」

という巨大マグが出てきたり、マカロンとのサイズ感が完全におかしかったりして、なかなか愉快なことになっていました。


ところが今回は、こちらの希望した背景や雰囲気をほぼ一度で理解してくれて、かなり自然なモックアップに仕上がりました。

キャンドル。

ニット。

松ぼっくり。

少し暖かな秋冬の空気。

そこにブラックのマグと、クレーの色。


見ているだけで、温かい飲み物を入れたくなります。

秋になるとチェック柄が気になる。


でも、普通のチェックではなくて、少しアートっぽいものが欲しい。

そんなときに、ポール・クレーのあの不思議な色の並びは、かなりぴったりなんじゃないかと思います。


規則正しいようで不規則。

カラフルなのに落ち着いている。

少し可愛くて、少し知的。


ブラックのマグにすると、そこへ少し大人っぽさも加わりました。

秋冬の朝のコーヒーにも、

夜の紅茶にも、

仕事中のデスクにも。


季節が変わって、少しだけ身の回りのものも変えたくなる時期に、こういうマグが一つあるのもいいなと思います。秋のチェック気分から始まって、ポール・クレーに辿り着いたブラックマグ。また一つ、好きなものが形になりました。

Paul Klee Black Art Mug