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『新☆ヨダカの星~生きてこそ~』神戸公演 出演者オーディション 11/7

2026.08.19 05:28

命の尊厳とはなんだろう。若年層の自殺者が社会問題になっている今この時代に、私たちは何かできることはないのだろうか?この身体で、この声で、その人たちに何ができるだろう。このテーマをいっしょに考え、表現してくださるパフォーマーの皆さんのご応募をお待ちしています。


『新☆ヨダカの星~生きてこそ~』神戸公演
出演者オーディション実施要項

公演概要

募集内容・応募資格

稽古スケジュール

オーディション概要

振付家・香瑠鼓による身体表現ワークショップを受講いただき、プログラム最後のソロパフォーマンス発表を審査します。ワークショップは一般の(オーディションに参加しない)参加者も受講します。

ギャランティ/費用負担

お問い合わせ・注意事項

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個人情報の扱い:オーディション応募に際して取得した個人情報は関係法令に基づいて適切に管理し、本件のみに使用するものとします。


⼩中⾼⽣の⾃殺を減らし、⽣きる⼒を育む

「新☆ヨダカの星」インスパイアプラス プロジェクト

<企画理念>

このプロジェクトは、減少傾向にあるとはいえ未だ年間⼆万⼈もの⾃殺者がいる現状の中、年間8万⼈以上の⾃殺を考える⽅たちへ相談窓⼝として45年ものあいだ活動なさっている認定NPO 法⼈国際ビフレンダーズ⼤阪⾃殺防⽌センターの活動⽀援並びにこの現状を⾃らのこととして知っていただくためのプロジェクトです。

時間は刻々と過ぎていく中、⼩中⾼⽣及び30歳までの若者の⾃殺者は昨年538⼈と増加しています。更に⾃殺予備軍ともいわれるうつ病、いじめなどの症状がみられる若者は全国では当団体への相談件数を遥かに超え、多くの若者が苦悩の状態にいると考えられます。

さらに、ギリギリのところで⾃殺を考えている⽅への対応は想像以上に⼤変難しく、正しい理解がないと⾃殺防⽌どころか逆に恐ろしい事態を招くことになりかねません。

私達はそのためにまず当法⼈理事⻑、北条達⼈の⽣の声を皆さんに聞いていただき、さらに、この理念を理解していただき、⾃殺防⽌の⼀助となれる作品を作るため、原作・宮沢賢治の名作「よだかの星」をベースに新たに脚⾊し、再び共感しあうことで孤独感が⽣きる⼒に向かえるような作品づくりを計画しています。

ぜひ、皆様のお⼒でこの活動が広がりを持てるようご尽⼒いただけると幸いです。


<⽇本における⾃殺の実態>

ご存知ですか?<⽇本⼈⾃殺者の推移>

2010 年、31.600 ⼈のピーク時から⻑期的には減少傾向にはありますが、国際的に⾒てもG7 先進7カ国では最も⾼く、男⼥⽐では概ね7:3 の割合で、年間全死亡者数、約150 万⼈において2 万⼈の⽅々が⾃殺している。

これは毎⽉、1670 ⼈。1 ⽇で55 ⼈。1 時間ごとに約2.3 ⼈の⽅々が、全国のどこかで⾃殺をしていることになります。

ご存知ですか?<⼩中⾼⽣の⾃殺者の増加>

10 代〜30 代まで年齢を広げると死因の第⼀位が⾃殺(3 割〜5 割)で、第⼆位の不慮の事故(交通事故・転落・溺死、悪性新⽣物など)を勝っている。

厚⽣労働省の⾃殺対策⽩書では、若者や⼦どもの⾃殺が⼤きな課題として強調され、さらに、⼩学⽣から⾼校⽣の⾃殺は、ここ数年で急増し「過去最多更新」が続き、2025 年の⼩中⾼⽣の年間⾃殺者数は538 ⼈で、1980 年以降で最多で直近6 年で4 回も最多を更新しており、異例のペースとされています。(こども家庭庁などの最新のまとめ)

ご存知ですか?<⼦どもと若者の⾃殺の要因>

これらが絡み合い、複雑で対応が難しくなってきている

ご存知ですか?<衝動的な⾃殺⾏為について>

もともとの失敗体験や⾃⼰否定が強く、⽣きづらさや孤⽴感、ストレスの蓄積が⻑く続いていて、⼤⼈から⾒ると「なぜそこまで」と思う出来事でも、⼦ども本⼈には、その瞬間は視野が狭くなり、突然「もう終わりだ」と感じられ、数分から数時間の衝動で命を絶つ⾏動につながることがあります。

ご存知ですか?<⼩中⾼⽣ならではの主な背景>

■学校・対⼈関係■

成績不振、進路不安、部活動のプレッシャーなどの「学校問題」が主な要因の⼀つとされて、いじめや仲間外れだけでなく、「ちょっとした失敗をSNS で拡散されるかもしれない」という恐怖も、追い詰め感を強めると⾔われています。

ご存知ですか?<要因として挙げられる家庭・⾃分への感覚>

「⾃分は迷惑ばかりかけている」「⽣きている価値がない」という親に⼼配をかけたくない気持ちからつらさを隠してしまい、この歪んだ⾃⼰イメージが衝動的な突然の決断を後押ししてしまう。


<さらに!>

この⼩中⾼⽣の⾃殺者数を含むこの数値だけに、決して問題は留まることはありません。

考えていただきたいのは、お⼀⼈の⾃殺願望をもった⽅が、実際に⾃殺に及んだ場合の波紋です。その家族と友⼈、友⼈を含む社会への影響です。

⾃殺した後、⼀体何⼈の⽅々に、どれほどの、どれくらいの影響を与えるのでしょうか?それが!お⼦さんの友⼈だとしたら?それが!あなたの親族だとしたら?同じ学校、幼馴染、⾊々な関係性でさまざまに波紋は広がります。

どうか、その波紋の影響が少なくなる環境を整え、少しでも⾃分のこととして考えていける、皆で⼿を差し伸べるための活動にご尽⼒をいただきたいのです。

環境を国や地⽅団体だけではなく、私達の⼿で、この活動にご協⼒ください。


<認定NPO法⼈国際ビフレンダーズ⼤阪⾃殺防⽌センターについて>

認定NPO 法⼈国際ビフレンダーズ⼤阪⾃殺防⽌センターは、1978 年にできた特定⾮営利団体です。以来45 年間、⾃殺防⽌の活動をボランティアの⽅々と共に続けてきました。

電話相談には様々な電話がかかってきます。深夜に眠れなくて誰かの声を求めて電話する⼈や、駅のホームにいて次の電⾞が来たら⾶び込もうと思っている、という差し迫った電話もあります。

多くの⽅が死にたい気持ちを抱えて、孤独の中、誰にも相談できずに苦しんでいます。

誰にも⾔えず、ひとり苦しみを抱えている中で、我々のように匿名で相談できる窓⼝が必要な⽅がたくさんいます。

家族にも話せなかった、誰にも打ち明けられなかった想いを、ありのまま話せる場所です。「死にたい」という気持ちさえも、ありのまま語れる場所です。

私たちはその気持ちに⽿を傾け、受け⽌めようとします。アドバイスや決まり⽂句は⼝にしません。ひたすらその声に寄り添うだけです。

よく、電話相談の姿勢を、「ただ話を聴くだけ」、「その場しのぎ」であると表現される⽅がいます。しかし、実際の相談の現場で話されていることは、そのような表⾯的なものではありません。

電話をかけて来られる⽅は、いま抱えている苦しみだけでなく、⾃⾝の⽣い⽴ちを含め⼈⽣物語そのものを必死に伝えようとされます。どれほどの苦しさを味わい、どれほど多くを失い、怒りや悲しみ、悔しさや孤独に耐えてきたのか、それらの感情が「死にたい」という気持ちの背景にあります。

ゆえに、「死にたい」という気持ちをありのまま受け⽌めることは、その⼈の⼈⽣物語そのものを受け⽌めることでもあり、電話をかけて来られた⽅と⼼が通じ合う瞬間でもあります。

そんなやり取りの中、「魂が救われたような気がする」と話された相談者もいました。

だからこそ、相談員も「ただ話を聴くだけ」ではなく、その⼈の⼈⽣そのものを受け⽌めるような想いで⽿を傾けています。

そのような⼼のやり取りは、決して「その場しのぎ」ではありません。明⽇へと⽣きていくための⼤切な時間です。

相⼿の⼈⽣物語と向き合っていく中で、不意に⾃分⾃⾝の⼈⽣物語と出会うことがあります。誰かとの出会いは、⾃分⾃⾝との出会いでもあります。電話相談はまさにそのような場所です。

出会いは⼀⽅通⾏のものではありません。共に悩み、共に考え、共に⽣きていく。私たちの理念である「be+friend」とは電話を通じて誰かと「共にある」ことだと考えています。

(認定NPO 法⼈国際ビフレンダーズ⼤阪⾃殺防⽌センターHP より引⽤)


<新☆ヨダカの星の脚⾊をするにあたり〜後記>

はじめに

原作があるとはいえ、⾃殺防⽌という考えをどう反映できるのか?また「命の尊厳」という⾔葉では決して書ききることなど出来ない内容を⼀体どう伝えるのか、⾃分の脚本⼒の無さ、⾔葉選びの難しさと拙さもあり、細部も含むと100 回以上,六ヶ⽉の⽉⽇の後、認定NPO 法⼈国際ビフレンダーズ⼤阪⾃殺防⽌センターの理事⻑、北条達⼈さんにお読みいただき、描ききれない内容の中で何度かご許可が得られず、アドバイスをいただいた後、なんとか推薦作品として認めていただきました。

もちろん、⼤変難しくデリケートな内容なので投げ出したくなるような時期もありましたが、ここに書ききれない様々な虐待の状況や対処などを研究されている⼦どもの虹情報研修センターのお仕事のお⼿伝いをさせていましたので、その悲惨さが脳裏から離れず、書き上げるととが出来ました。

⾃殺に関しての現状などはここに書きませんが、この脚本に書かせていただいていることは⼤きく⼆点です。

⼀つは⾔葉です。私は外国語は苦⼿なので⽇本語ということになります。

脚本にもありますが、⾔葉というのはもともと厄介なもので、今の社会状況もあるのでしょうが、さらに厄介なものに変貌を遂げながらも、暴⾛していると考えています。

ですから、⼼を痛める⾔葉、相⼿を傷つける⾔葉。⾔葉⾃体への関⼼を持っていただけたら嬉しいと思っています。話し⾔葉でも、⽂章を通しての⾔葉でも、⽇常の中でも。

これは今流⾏りのハラスメントという意味ではありません。むしろ反対で、⾔葉の素晴らしさ、繊細さという意味です。

⼆点⽬は「命の尊厳」という永遠に解けないテーマの難しさです。社会⽣活の中で守られている命の⼤切さには現実的には範囲があります。それには貧困や社会不安、教育、家庭環境などすべてのものが、その辺境の⼀線を超えると疎外され、無関⼼というクッションの中で⾒なかったことにしようという距離を持たれ、他⼈事になりかけていることです。

なりかけているというのも、誰かにその責任を押し付けて、誰が正しい誰が悪いということではなく、しょうがないが、そうではなかろうか?ということであり、ただ、存在していると感じているということです。

⼀⼈⼀⼈が出来ることなら、少しでも「命の尊厳」とはなんだろうと考えていただける、そんなことをしていただけるだけで⾃殺防⽌の⼀助になるとそう考えております。


<新☆ヨダカの星のあらすじ>

原作と同じようにヨダカは、その特徴(⾝体的異なり、⽣活)から廻りの⿃たちにいじめにあいます。さらに、ヨダカという名前を気に⼊らない鷹にも⾝勝⼿な理由から名前を変えろと脅迫にもあい、より孤独になっていってしまいます。

ヨダカは誰か助けてと叫びながら、涙に濡れたまま夜空に⾶び⽴ちますがフクロウに捕まってしまいます。

しかし、ヨダカと同じ夜⾏性のフクロウはヨダカを捕⾷しようとしたのではなく、逆にヨダカの傷ついた⼼を癒やすような⾔葉をかけ、勇気づけようとします。ヨダカの様⼦を観察しながら、更に元気づけようと嘘をつき、夜空に⽻ばたかせようとしているのです。

ヨダカは⾶び出した夜空で⽻⾍やカブトムシを⾷べますが、今のヨダカは⾃分の⾝を重ね、⾷べることさえままならぬ程落ち込み、⾃らの死を考えるのでした。

そんなヨダカでしたが、⼭焼けの⽕に気づき、兄弟の様⼦を気にかけながら⽴ち寄り、別れの⾔葉を伝えるのでした。

そうして、⾏く宛もないまま夜空を⾶び回り、疲れ果てたヨダカは夢の中で憧れの昼間に輝く太陽と出会い、ヨダカの流す涙について不思議なことを告げられるのです。

さらに、そこには次々と星座が現れ、ヨダカに更に不思議なことを告げるのでした。

⽣きる意味を星座に尋ねるヨダカでしたが答えを⾒つけられることはありませんでした。

いじめられた悪夢も蘇り、⾶びつかれたヨダカは再び、星座から不思議なことを告げられます。

それは、今⾒えている星座の輝きは過去の光で、今と過去、それに未来は時間の経過ではなく、ただの場所で、ヨダカのことを過去に留まる⼩⼼者だと。

ヨロヨロして夢から覚めた時、ヨダカは⼀瞬にして再び誰かに捕まってしまいます。

ここでも、ヨダカを捕まえたのはフクロウだったのでした。フクロウはヨダカのことを遠くから⾒守っていたのです。

ここでフクロウは⽩いカラスのことを突然話し出しました。

「⿊いカラスは昔、真っ⽩で、太陽を救い出してから⿊くなったのだ」と。

そうして、ヨダカにこう告げるのでした。

「お前は遙か向こうで輝いておる星屑たちの声には何も気づいていない」と

「お前が⾒ているのは過去だけで、未来はまったく⾒ていない」と

暗い夜空でずっと⾒守っておる星屑の存在を話すのでした。

「雲にかくれ⽬には⾒えずらいがな、⾒えていないところにも友はおる」と。

夜空には無数の友達がいました。ヨダカは⼀⼈ではなかったのです。

そうして、ヨダカは再び夜空に⽻ばたくことが出来るのでした。星座も星屑もそんなヨダカを⾒守っています。