その場所から逃げて良いよね、と思う。
こんにちは、今日はちょっといつもと違うブログです。いつもはイベント報告や告知が多いですが、今日は自分の話。
実は、私は7歳の頃の記憶がありません。2歳から6歳までの記憶と8歳以降の記憶はあります。
なぜでしょう。
どうやらその1年間、かなりひどいイジメにあい毎日泣きながら帰宅していたらしいのです。
父と母は、見るに見かねて他の町に引っ越して私をその地域から連れて逃げてくれたそうです。
でも当時の私に両親は、老いてきた祖母が心配だから近くへ行くんだよ、と優しい嘘をついてくれていました。
当時30代だった両親の決断に、本当に感謝です。
その後も小学校中学校でも社会人になってからも何故かよくイジメにあいました。
その時は相手のやる事がくだらなくて気にしないふりをしていますが、しだいに心の底に澱のように怒りが溜まります。
怒りは心を壊します。
イジメでもパワハラでも、自分の尊厳を傷つけるような場所にはしがみつく必要はないと思います。
いやがらせが原因で離れるのが負けるみたいで悔しいと思い、しがみついた事もあります。
でもそれは何も良い事には結びつきませんでした。
春になると、あの小学校3年生がスタートした時の事を思い出します。私を受け入れてくれる友達ができた明るい春でした。良い先生にも出会えました。
今年もたくさんの場所で春から新しく生活が始まります。
その場所が素敵な場所でありますように。
そして、もし期待と違っても大丈夫。
あなたを傷つける場所からは逃げればいい。
我慢はいらない。
たくさん逃げてきた私が言うよ。
またスタートを切ればいいのだから逃げるが勝ち、何も恥ずべきことじゃない。
去年、私の好きな本田晃一さんの講演会で、こんな事を言っていました。
「敵から逃げちゃいけないなんて教わっているのは生物のなかで人間だけなんだよね。
だから自分を脅かす場所からは逃げていいし、大丈夫だから。」
自分を幸せにしてくれる人がいるあったかい場所に自分を連れて行ってあげてね。