精油を知ることは、自分の心を知ること。 2026.08.24 06:03 昨日ののメディカルアロマヨガは、柑橘系の精油がテーマ。今回は香りの特徴や体への働きだけでなく、精油それぞれが持つ「心の解釈」も取り上げました。レッスンが終わったあと、生徒さんが、「自分でも意外だったけれど、最後に涙が出ました」と話してくれました。悲しいことがあったわけでもない。泣こうと思っていたわけでもない。それでも、ふっと涙が出ることがある。私たちは誰でも、なかったことにした感情、味わわないようにしてきた感情、蓋をしてきた感情を持っていると思います。そのときには扱いきれなくて、とりあえず奥へしまっておいたもの。感じなかったことにしたからといって、その感情までなくなったわけではありません。今回のレッスンでは、精油の香りを手がかりにしながら、今、自分は何を感じているのか。本当は何が嫌だったのか。何を我慢していたのか。何をなかったことにしてきたのか。そんなふうに、自分の心を少しずつ見ていきました。香りを嗅ぎ、呼吸をして、ヨガで体をゆっくり動かす。いつもより心の扉が少し開いたところで、自分の中にある感情に触れてみる。「ああ、私はこんなふうに感じていたんだ」それを認めて、ちゃんと感じる。私は、それだけでも感情は少しずつ消化されていくと思っています。今回の涙も、何かを無理に引き出した涙ではなく、その人の中から自然に出てきたもの。だから、とても大切な涙だったと思う。今回のメディカルアロマでは、精油を使って心をケアする方法を、具体的にお伝えできたと思っています。心が疲れたとき、いつも誰かに答えをもらわなくてもいい。自分で精油を選び、香りを嗅ぎ、呼吸をして、自分の内側へ意識を向けてみる。精油を手がかりに自分の心と向き合い、出てきた感情を感じて、認めていく。私はこれも、精油を使ったひとつのセルフセラピーだと思っています。メディカルアロマを学ぶことは、精油の効能を覚えることだけではなく、自分の心を知り、自分でケアする方法を増やしていくことでもある。そして、そんな時間の中で感じたことを素直にシェアしてくれることが、私はとても嬉しいです。一緒に喜んだり、励まし合ったり、立ち止まって考えたり。精油のサポートも借りながら、自分の心を知り、自分自身で少しずつ整えていく。今回覚えた方法を、これからそれぞれの日常の中でも使ってもらえたら嬉しいです。