歩き方を見れば、脳の老化がわかる? その2
2026.09.18 08:30
歩き方を意識して、脳を元気に
歩き方は脳の状態を知る手がかりになる一方、歩くことそのものが脳の健康を保つ大切な運動でもあります。
身体活動や運動を習慣的に行うことは、心血管疾患やフレイルの予防だけでなく、将来の認知機能低下や認知症のリスクを減らすことにもつながると考えられています。
ただ何となく歩くのではなく、体調や足腰の状態に合わせて、姿勢を整え、腕を振り、少し歩幅を大きくして、普段よりやや速く歩くことを意識してみましょう。
さらに余裕のある方は、「歩きながら会話する」「歩きながら簡単な計算をする」など、頭と身体を同時に使う「二重課題運動」を取り入れるのも一つの方法です。こうした運動は、注意力や遂行機能などを刺激し、認知機能の維持に役立つ可能性が報告されています。
もちろん、無理な早歩きや難しい計算をする必要はありません。転倒しないことが第一です。足腰に不安のある方は、安全な場所で、自分に合った速さから始めてください。
歩き方の変化に気づくこと、そして意識して歩き続けること。
毎日の「歩く」を、脳と身体の健康を見つめ直す機会にしてみませんか。
歩行で、健康寿命を延ばしましょう。
(川端 徹)