木軸ペンの仕上げ リーベルクラフト
2026.08.30 00:36
木の表情を生かすークルミオイルと蜜蝋の仕上げー
リーベルクラフトの木軸ペンは、木そのものの質感を楽しんでいただけるよう、クルミオイルと蜜蝋による仕上げを施しています。
研磨
木地は240番のサンドペーパーから始めて、320番、400番、600番、1000番を経て最終的に1500番まで丁寧に磨き上げます。
クルミオイル
次にクルミオイルを染み込ませて、ウェスで余分なオイルをふき取ります。この塗布により木目が引き立ち、木の色に深みが生まれます。
蜜蝋
その後、固形の蜜蝋を木軸を回転させながら擦り付け、柔らかなウェスを木軸に軽く押し当てます。摩擦によって生じる熱で蜜蝋を溶かし、木の表面になじませながら、ごく薄い層に仕上げます。
摩擦熱
このように、回転する木にワックスを擦り込み、摩擦熱を利用して仕上げる方法は、木工旋盤で用いられているフリクションワックスフィニッシュの一つです。
自然な艶
以上の工程により強い光沢を出すことよりも、木本来の手触りと自然な艶を楽しんでいただける仕上げとなると思います。 厚い塗膜で木を覆うのではなく、木そのものの質感や手触りを残した仕上げです。
手入れ
無垢の木は、時と共に変化していきます。 手に触れることで艶が生まれ、時間とともに色合いが深まり、木目もまた違った表情を見せるようになります。 艶が少なくなったり、表面が少し乾いたなら、木工用の蜜蝋ワックスを少量、柔らかな布に取り、木軸に薄く塗ってください。 多く塗る必要はなく、少量を薄く伸ばし、乾いた布で磨くと木の艶がよみがえります。
愛着
お手入れをしながら使い続けると、色、艶、手触りが変化し、愛着も生まれるというものです。