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雑談上手は仕事上手

2026.09.01 00:00

なかなか相手の真意を聞き出すのは難しいものです。1on1やミーティングの機会を設けてもどのような姿勢で向き合えば、相手との距離を縮められるのか具体的な方策がわからないという管理職の声も少なくありません。

今回は、組織において取り入れていただきたい要素と、部下とのコミュニケーショに役立つスキルについてお話しします。

是非、最後まで読んでいただき対話のヒントにしていただければ幸いです。


【目次】

  1. 生産性を上げる会議
  2. 先入観は禁物
  3. まとめ


1.生産性を上げる会議


あなたの社内会議は円滑に進められているでしょうか。

先日、クライアント企業様のコンサルティングで部内会議を聴講させていただいた際、課題を見つけるきっかけになりましたのでご紹介いたします。


懐疑時間は1時間、マネージャー、店舗リーダー、スタッフを含め参加者計8名の「売上管理について」の会議です。事前にアジェンダも用意され、定例で行われているとのことでしたので私は聴講に徹しておりました。

…そして3時間が経ち、ようやく終了しました。

正直言って、「ありえません」の一言です。

問題点を上げれば山ほどあるので、ここでは最大の問題1つに絞ります。


<< 会議のゴール(目標)が明確でない >>


ということ。

お互いの時間を無駄遣いしてしまった結果に終わったのです。例えるなら、お弁当箱にアレもこれもと具材を詰め込んだために、蓋が閉まらず溢れてしまった状態。こうなるともはや何弁当なのかもわかりません。

これといった意見も出ずに釈然としないまま会議を終えたのです。アジェンダの意味も不明です。ところがその後のことです。会議終了でホッと気が抜けたのか、参加者同士が何気なく話し始めたのです。

社員A:「そもそもターゲット層がズレているから、客単価ダダ落ちだよ」

社員B:「ランチタイムの利用客の滞在時間が長すぎて、回転率悪すぎ」

社員C:「メニューのコスパが下がってるのが、お客様にもバレバレ」


などなど、出てくる出てくる各自の思いが溢れてきました。ならば、何故?会議の席で言わなかったのか不思議ですよね。答えは単純です。


<< 言える空気(環境)ではなかった >>


のです。

そこで私は、組織において会議の半分は雑談にした方が生産性が上がるのでは?と気づきました。アジェンダにしてないアジェンダこそが、重要度の高いインサイトな場合は多いし、ニーズを伝えるハードルも聞き出すハードルも低いから、コミュニケーションカロリーをかけずに済み、結果生産性が上がることに繋がります。


2.先入観は禁物


1on1の機会を設けても、社員の課題を見つけられない。最近の若手社員は承認欲求がまったく無いんじゃないか?やる気に欠けてる。と感じられている管理職も少なくありません。

第一印象は好印象だったのに、いざ現場に出したらとんでもなく使えないヤツだった。またその逆を然り。しかし、これらは採用レベルだけの問題ではありません。

何故ならば、良い人悪い人がいるわけではなく、誰もが良い面悪い面があって、どちらが出るかは相手次第、状況次第なのだということです。悪い人に出会ってしまったというガチャ思考ではなく、この人の悪い面を引き出してしまったという、自責思考でいると改善できる可能性が手に入りますよ。

<<まず真っさらな気持ちで向き合う。それに尽きる‼︎>>


そして承認欲求については、私自身「全くないんだね」と言われるし、自分でもそう思うのですが、そんなこと全くないなと最近思いました。確かに不特定多数の人に承認されたい欲求は、不思議なくらい全くないけど、この人には褒められたいとか、この人には肯定してほしいとか、この人には理解してほしいとか、そういう類の承認欲求はとても強いからです。


3.まとめ


時間は無限ではありません.ましてや個人の時間を奪うことは罪だということ。何をするにしても、「何のためにこれをするのか?」「何故、これが必要なのか?」を、参加者全員が共有することが重要ですよね。一つ目のボタンを掛け間違えると、その後は全部ズレてしまうのと同じです。実施していることが重要なのではなく、その背景を想像し、自分ごととして捉える癖を身につけていただきたいと、常に願います。