「現実が変わっていない」と思ったとき、何を見るか。
先日、
「先にそうなるって、どういうこと?」
という記事を書きました。
未来の自分を先に決めて、
その未来の自分から今日を見てみる。
そして、
「今日は未来につながることを何かやったか?」
を見ていく。
そんなことを書きました。
すると、今朝の30分セッションで、この記事を読んだ方からこんな話がありました。
「読んだんですけど、やっぱり現実を見ると、何も変わってないって思っちゃうんです」
仕事も変わっていない。
収入も増えていない。
むしろ減っている。
環境もまだ変わっていない。
だから、
「結局、私は何もできていない」
となってしまう。
でも、話を聞いていくと、実際には全然そうではありませんでした。
ある英語の試験に合格していた。
仕事の中で専門の資料を読んでいた。
外国のプラットフォームを調べていた。
翻訳の仕事についてChatGPTに相談していた。
図書館に行きたいと思っていた。
興味あることをもっと知りたいと思っていた。
つまり、
現実はまだ大きく変わっていない。
でも、未来に向かう行動はすでに始まっていた。
ここが大事なんだと思います。
私たちはつい、
転職できた。
収入が増えた。
仕事が決まった。
引っ越した。
結果が出た。
そんな大きな変化だけを「変わった」と数えます。
でも、未来というのは、ある日突然完成品で現れるわけではありません。
家を建て始めて、柱を一本立てたところで、
「まだ家ができていない。何も変わっていない」
と言っているようなものです。
いや、変わってます。
もう建築は始まっています。
今日、本を一冊調べた。
サイトを見た。
登録してみた。
資料を読んだ。
勉強した。
誰かに相談した。
それも全部、
未来と今がつながっている証拠
です。
セッションの中で、
「小さい行動って、どんなことですか?」
と聞かれました。
私は、
「図書館に行ったでもいいし、サイトをチェックしたでもいい」
と答えました。
本当に、それくらいでいい。
大きなことだけを「やったこと」にしてしまうと、ほとんどの日が、
「今日も何もできなかった」
になってしまいます。
でも実際には、未来の方向を向いている行動は、もっと小さく始まっています。
だから、見る場所を少し変える。
現実が変わったかどうかではなく、
未来に向かう行動を今日したかどうか。
結果には時間差があります。
始めたばかりの英語学習で、
「まだ話せない。だから意味がない」
とは普通は思いません。
ピアノを始めてすぐに、
「まだ難しい曲が弾けない。向いてない」
とも言わない。
少しずつできることが増えて、
次に見えるものが変わっていく。
仕事や人生も、たぶん同じです。
今朝のセッションで印象的だったのは、
「変わっていない現実」にかなり落ち込んでいた方が、話していくうちに、
「でも、確かに進んでました」
と気づいたことでした。
未来が見えなかったわけではない。
やりたいことがなかったわけでもない。
進んでいる自分を、数えていなかった。
それだけだったのかもしれません。
未来の自分を先に決めるというのは、
未来の自分になったつもりで妄想することではなくて、
今日の小さな行動の中に、未来とのつながりを見つける練習
なのだと思います。
現実がまだ変わっていなくても、
今日、未来の方向を向いたなら。
その日はもう、
未来と今が、ちゃんとつながっています。
Dialogue
考えていることを整理したいとき。
今までとは違う見方をしてみたいとき。
あるいは、ただ一度、誰かに話してみたいとき。
テーマを整理してくる必要はありません。
今あるところから、話しましょう。