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暮らしの道場

昇段するということ

2018.12.23 15:00

先日

【結 -MUSUBI-】昇段審査において

仲間が一名、黒帯になりました。


【結】の定期稽古を始めてから

二人目の黒帯。

私も嬉しい気持ちでいっぱい!!




昇段審査は

必要な稽古時間を満たし

武術 各種の 形(かた)を覚え

師範が 門下生の気合いを見定めて

実施される。


最初の昇段を

果たすということは

熱意や集中力を見込んで

『これからさらに 深いところまで、

ともに学んでいけますね。』

という証だ。

ここからがスタート。



私は 相手役として、『打太刀』を務めました。


打太刀は技を “かけられる方” ですが

実は 相手の出方、間合い、拍子を読み

相手の技を “引き出す側”。


それだけに、レベルはもう一段高くなり

私もまだまだ学んでいる最中ですので


緊張感を持って 昇段審査に 共に臨ませていただき、

大切な成長の機会となりました。




審査を終えた晩

門下生が


“審査の出来は、

自分的には、全く駄目だと思ったけれど、

それこそが自分の実力なのだと思った。

これが初心に戻るきっかけとなり、また一から稽古に励みたい。”

という内容のことを 伝えてくれた。


すごく感動した。

物事をやっていれば

上手くいく時も

だめだめだと思う時も

色々ある。

そこを超えて

「だからこそ、あらためて 深く稽古に臨みたい。」


そんな思いで 一緒に歩んでいける

仲間でいられたことが

嬉しかった。

審査にせよ

演武にせよ

人前でやるって

特別な感覚だ。


『稽古』とは違う空気で

違う環境で

表に立てば

身に付いていないことは

身に付いていない

露呈する。


「もっと出来てる気分でいたのに」

って思う 笑

えっダサッ…見たくなかった自分の姿…

みたいな 笑、

頭の中の自分像より、果てしなくショボかったりして(;∀;)



でも

そもそも、『挑戦』しなければ

そこにすら 気が付かなかった。

だから 大切なことなんだな。



私も 先日

師範に、

初めて【結 -MUSUBI-】で習う人が、

最初に覚える 空手の形について

技術の全てが「なってない」と

直していただいた。


海外からの 体験者さんの前で

パッと披露した際のことだったけれど

師範に、後から、ご指摘いただいたよね

「全部だめ。全然だめ。人に見せていて恥ずかしいくらい。」


ひとつひとつを指摘されてみれば、確かに、全くその通り グダグダになっていた。

自分では それに気が付きもしていなかったのだ。

私も、昇段審査を受けた門下生と

同じこと、思ったよ。


「人前でパッとやって見せたもので、あの程度。

これが実力か…」

と 笑泣



学び

気づき

日々日々

たくさん!





審査の後は、行けるメンバーで ご飯しました♪

それも、とっても有意義で楽しかったなぁ。


私は『結 -MUSUBI-』の仲間が ほんとうに好き。


もっともっとみんなが喜んで学べる 素敵な環境づくりをしていきたいし、

夢も希望もいっぱい。


メンバーそれぞれの 能力・特質が 面白く

皆の、どこか繊細な感覚を携えている 優しさが

大好き。


メンバーみんなと、未来の希望が一致していたのも面白かったな。

きっと叶うねぇ。 なんの根拠もなくても そう思う。


みんながいるからこそ、形作れることに溢れている。