山門石階段工事と「安洞院さくらテラス」の設置について
お盆も明け通常モードに戻った安洞院では、新たな境内改修工事が始まりました。
今回はそのコンセプトと住職の理念について記事を書きます。
安全第一のために
山門の左手に新たに石階段を設置し、霊園管理棟へのアクセス通路を開きます。これまでは祈りの丘さくらから徒歩で管理棟へ向かう方は、山門を抜けて交通量の多い十字路を抜けるしかルートがありませんでした。
このルートはお盆やお彼岸などに交流量が多くなり、歩行者と車の巻き込み事故が起こってもおかしくないと常々考えていた場所でした。正直なところ、高齢ドライバーの増加により、脱輪や接触事故、駐車場でのトラブルは年々増加しています。いつか歩行者が被害を受けるのではないか、その懸念から新たなアクセス階段の設置を決めました。
職人さんたちの仕事
現在石垣付近の土木工事が入り、植栽の撤去、擁壁の設置、階段の基礎部分の工事が進められております。今回も当山役員をお勤めいただいております、地元の土建屋さんである前畑さんに工事を依頼しました。境内を熟知している職人さんたちの仕事は土木にとどまらず、水道、電気などの配線ルートをしっかりと見極めて工事に入っていただいております。心強いですね。
石材店の仕事で仕上げる御影石の石階段を
階段にもさまざまな種類があり、コンクリートの階段であれば安価に仕上げることができます。しかしながら、上の画像の通り、祈りの丘さくらからの階段はしっかりと組まれた御影石の石階段、その先に見える山門の階段も同じ材質の石階段を設置することにいたしました。費用はかかりますが、自然と建築との調和は材質によって大きなイメージの違いが生まれることから、参道の入り口に相応しい石階段の設置を決めました。
新しい眺望のテラス設置に向けて
ご覧の画像は石工事を施工する石材店、石のカンノの若き職人さんたちです。土木工事と石貼り工事、石垣部分の微調整など、それぞれの役割を生かした作業が進んでいます。
画像は後日の報告で掲載いたしますが、この場所からは永代供養墓苑・祈りの丘さくらが一望できます。春には満開の桜を望みながら、木陰ができる静かな場所は、休憩や飲食のためのテラス的利用が一番ではないかと考えました。
お盆やお彼岸にはキッチンカーの営業も入る霊園管理棟に、新たな楽しみが付加される予定です。
今から31年前、安洞院の解散400周年を記念して建立さてたのがこちらの山門「千松関(せんしょうかん)」です。変わりゆく時代の中で、たくさんの人がゆっくりと一息つけるような、そんな霊園のテラスを開設したいと念じております。
しばらくお彼岸に向て工事が進められますが、ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
住職