スナップ『水たまりになぜ入る?』
これまでに「子供が水たまりに入る理由」についての質問がありました。いつかそのことについて提案記事を書こうと思いつつ実現せずにおりました。そうこうしている間に、生徒さんの画像が届き、簡単ですが水たまり遊びを少し解説してまいります。
子供が水たまりに「入ったり、出たり」を繰り返すことは、かなり自然な行動で、何度も水たまりに入るのは年齢的そして発達的にも意味がある遊びです。
1歳から2歳になりたての頃は、まだ「水たまりで遊ぼう」という目的を言葉で考えているというより、身体を使って世界を確かめている段階です。例えば「踏むとバシャッとする」「足が濡れる」「水の上を歩くと感触が違う」「ここから出ると普通の地面になる」というこうしたことを実際に何度も繰り返し確認しています。特に1歳は、視覚だけでなく、足裏・音・水の動きなどの感覚を通して学ぶ時期なので、「入る→出る→また入る」を何度も繰り返す発達期です。生徒さんはシューズを履いていますが、サンダルにしてみたり、怪我をしないかを確認した上で素足での挑戦もお勧めです。
感覚を遊びを楽しんで水が冷たい、バシャッと音がする、水が飛び散るなど足から伝わる感覚が面白くて楽しくてしょうがないとなれば、生徒さんのように満面の笑顔になります。
1歳でたくさん水たまり遊びをしたから2歳ではしなくていいかなと親は思いがちですが、実は年齢によって水たまり遊びは大きく変化します。2歳では原因と結果を試すようになり、1歳の感覚遊びから「踏んだら水が跳ねる」「強く踏むともっと跳ねる」という試す実験が増え、「自分が動かすとこうなる」という自分で決めるという遊びを存分に楽しみはじめます。また水と陸の境界線が面白いことにも気づきはじめます。親からすると「なんで何回も?」となりがちですが、子供にとっては水たまり自体が小さな遊園地のようなものなのです楽しくて仕方がないのです。そしてこうした「同じことを何度も繰り返す遊び」そのものが学習になるのです。
来年の梅雨時にこの水たまり遊びの記事を発信予定です。ご興味がおありになる方は来年の6月の記事をお待ちください。