中国を助けた3人のアメリカ大統領 2019.03.21 00:22 トランプ大統領前の3人「クリントン・ブッシュ・オバマ」の大統領は中国を大切に扱ってきました。その24年間の結果、毎年5000億ドルの対中国貿易赤字を作ってきました。その背景にあったのが、中国が崩壊するとアメリカの経済も打撃を受けるという考え方でした。そのためアメリカは中国の不正を見てみないふりをしてきました。年間日本円にして50兆円の貿易黒字の資金を中国は軍事増強や他国への懐柔の資金として使われてきました。しかも中国はアメリカから盗んだ技術で安く作った製品をアメリカに売りつけて利益を出してきました。これに対してトランプ大統領が中国に対して貿易戦争をしてこの50兆円の流れを止めに入りました。経済のことを知り尽くしているトランプ大統領と経済のことが分からない習近平国家主席とでは戦いになりません。アメリカの勝利が確実となっています。中国は世界第2位の経済大国ではありますが、ある意味まだは発展途上国です。それは一人当たりの収入が世界第83位です。国内には物を作る工場はたくさんありますが、それを買える市場が国内にないのが現状です。もちろん人口が14億人、一見すごい市場があるように感じますが、国全体で見ると国内インフラも不十分であり、国民の所得の格差は広がるばかりです。結果として中国に職を失われたアメリカ国民、中国の不公平な貿易や知的財産の損失に怒りを感じています。「クリントン・ブッシュ・オバマ」の3人の大統領が取ってきた中国政策に対しての不満が、今度はそれをアメリカファーストで粉砕しているトランプ大統領への支持に変わりつつあります。