その動き、本当に『体が硬い』から? 2026.09.05 13:07 ヨガをしていると、「ここ、硬いな」「もっと柔らかくならないと」と思うこと、ありますよね。もちろん、本当に筋肉や関節の可動域が小さいこともあります。でも長くヨガを続けながら、いろいろな体の変化を見ていると、「硬い」と感じているところにも、動かし方を少し変えるだけで、まだ動ける余地が残っていることが良くあるのです。体って、柔らかい・硬いだけでは説明できないことが結構あります。チャイルドポーズで、お尻が下りないチャイルドポーズをしたとき、なかなかお尻がかかとのほうへ下りていかない。そんなときも、「股関節が硬いのかな」と思いますよね。もちろん、股関節や膝、足首の可動域なども関係します。でも、ちょっと腰のあたりを感じてみると、腰の反りが残ったままになっていることがあります。骨盤が前に傾いた状態を保ったまま、股関節を深く曲げようとしている。それなら、お尻を一生懸命かかとへ押し込もうとするより、まず腰の力を少しゆるめて、骨盤が動けるようにしてみる。それだけで、さっきとは違うところから体が折りたたまれていくことがあります。「お尻がかかとについたか」より、自分の体が、どこから動いているのか。そこに目を向けると、ポーズの感じ方も変わってきます。「つま先を伸ばして」で、足の指をギュッとしていない?もうひとつ、体の使い方がわかりやすく出るのが足先です。「つま先を伸ばしてみて」と言われたとき、足の指をギュッと握るように曲げたり、膝や太ももまで一緒に力が入ったり、足首そのものはあまり動いていなかったり。こんなことがあります。もちろん、足首そのものの可動域も人それぞれです。でも、足首だけを動かすことに慣れていない場合もあります。たとえば、ピアノ。薬指だけを動かしたいのに、慣れていないと隣の指まで一緒に動いてしまう。薬指そのものが硬いというより、「ここだけを動かす」という使い方に、まだ慣れていない。体にも、これと似たことがあります。足首を動かしたいのに、脚全体で頑張ってしまう。そんなときは「もっとつま先を伸ばして」と頑張るより、一度余計な力を抜いて、「足の甲から、足先を遠くへ」そんなふうに動かしてみる。足の指を握らず、足の甲から指先までを長くしていくような感覚です。言葉をひとつ変えただけで、体の動きが変わることもあります。「どこまで動く?」より「どう動いている?」柔軟性というと、つい可動域の大きさに目が向きます。でも私は、どこまで動けるかと同じくらい、どうやってそこまで動いているかを大切にしています。動かしたいところとは違う場所が頑張っていたり、いくつもの場所を一緒に固めて動いていたり。そこに気づいて使い方を変えると、「硬い」と思っていた体に、まだ動ける場所が見つかることがあります。だから、「私、体が硬いから」と早く決めなくても大丈夫♡まだ使い方を知らない場所もある。まだ見つけていない動きもある。そうやって少しずつ自分の体を知っていく。ホントに体って、知れば知るほど愛すべき存在です。それでも今はよくわからない・・・もちろんそれでも大丈夫ですからね♪レッスンでは私がそっとお手伝いしています。お任せください!!