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堀あんなからの手紙 -WEB-

【対話の議会とは】2026/9/1-9/3記録

2026.09.03 11:45

9月議会、初日と2日目が行われました。

何を、どこから書けば良いのか……。

すでに難しい2日間でした。


トップバッターとして立たせていただいた一般質問の題材、「全児童対策を持続可能とな事業とするための運営について」は、当日までにブログでも何度も触れていますので、ここではあまり多く書きません。


ただ、あの時の持てる全てをかけて、「関わる皆さんの相互理解と協働こそが答えだ」という思いから、さまざまな角度から質問を行いました。

こちらは、また“徹底解説回”を来週中にはYouTubeにて配信させていただきたいと思っています。

補正予算案の審議では、採決(自分の判断)に関係があると感じるものを何点か取り上げて、質問させていただきました。

質疑し、納得し、それを繰り返して採決まで行く。

その当たり前の流れで1日を終えると思っていました。


しかし、17時近くなり、丸一日続いた会議が終わろうという頃、予算執行上の重大な疑義が生じました。

説明の順序や言い回し、内容の時系列がほんの少しずつ掛け違っただけのはずが、議場に混乱が生じてしまったのです。

本来、この補正予算案は「即決議案」として、議案の説明→質疑→採決(可否)までを本会議で行う流れで上程されていました。

しかし私は、質疑終了後に「委員会付託」(議員全員が所属する常任委員会で審議をし直すこと)+「採決の延期」を求める動議を提出しました。

(ちなみに私は上記の2つをお願いしたものと認識していましたが、その後、進行について確認したところ、「委員会付託」の部分は除かれ、取り扱いとしては「採決の延期のみ」になるとのことでした。)


この時の私には、この判断しかないと思いました。

しかし現在は、

「私はここで3つの間違いを犯した」

と思っています。

議場に混乱が生じ、「このまま採決に進むべき状態にない」と考えました。

これが、一つ目の間違いです。


なぜなら、「このまま採決に進むべき状態にない」という判断は、私一人が決めることではないからです。

ただ、結果として私の動議に過半数の同意をいただいたことを考えると、同じように疑義を持った同僚議員もいたのだと思います。

そして、この動議をそのまま残していれば、改めて議題として扱われることになります。

そうはしていません。

それは、後段で説明します。


二つ目。


この補正予算には、その後の町政運営にすぐに必要な予算も含まれています。

その予算執行が明日必要なのか、今月中なのか、この時点では分かりませんでしたが、私は「補正予算が議会を通過しないこと」を強く恐れました。

これが二つ目の間違いです。


「通過しない=議案が否決されること」は、私個人が恐るべきものではないからです。

議会が審議した結果として可否を判断する。

それこそが議会の役割です。


そして、上の二つを踏まえて、三つ目の大きな間違いです。

私が出すべきだったのは、「採決の延期を求める動議」ではなく、「延会動議」(その日の会議を終え、次の会議へ議事を継続すること)だったのではないかと思っています。

真鶴町議会会議規則に、ちゃんと書いてあるんです。


もしくは、議場整理権のある議長に「議事進行」を賜り、「暫時休憩」というオフラインの時間を設けていただいた上で、より丁寧な説明を求めるべきでした。

その方がずっとスマートで、切るべき一番小さなカードでした。


私は、切れるカードの中から、最も大きなカードを切ってしまった。

今は、そう考えています。


その後も執行部へ説明を求めましたが、同僚議員から休憩を求める発言があり、その後、結果として延会となり、本日の会議へ持ち越されました。

私の行動は、議会運営のルールとして完全に間違っていたわけではないと思っています。

しかし、結果として議事の進行を止めたことは事実ですし、同僚議員・執行部の皆さんに時間を割いていただいたことにも変わりありません。


そこには、きちんと礼を尽くさなければならない。

昨晩は、そんな気持ちでした。



本会議終了後も、そして本日も、しっかりと説明を受け、私の中では疑義は晴れました。

そのため今朝、動議が改めて議題として扱われる前に、取り下げさせていただきました。

ここでも、取り下げに賛同してくださった同僚議員の判断に感謝しています。

自分で出した動議を、自分で取り下げる。


多分、これは議会人として結構カッコ悪いことです。苦笑

それでも、「違った」と思ったことを正当化してしまうより、ずっと“人間”でいられる。

私は、そちらを優先しました。


同議案については、賛成討論も行いました。

何が違ったのか。

何を問題視したのか。

なぜ、最終的には賛成するのか。

その理由をしっかり話す。

それもまた、議事を止めた私が絶対にやらなければならないことだと思ったからです。



そんな2日間の9月議会、前半審議でしたが、得たものもたくさんあります。

まずは、痛みと引き換えに知識を得ました。

この知識は、私にとってとても重要なものです。

また、普段それほど深く話すことのない同僚議員や、執行部の方とも、たくさん話す機会をいただけました。


いつもお伝えしていますが、私の基本理念は「熟議」と「対話」です。

理想はあります。

難しさもあります。

でも、理想は持ち続ける。

私が諦めなければ、「いつか」が来るかもしれない。

今日も、その思いは変わりません。



いつも、今も、私は私のベストを尽くしています。

(誰かから見たら小さなベストかもしれませんが……現在は、絶賛寝かしつけ中です。我が家の息子は本当に遅くまで寝ません。苦笑)

それでも、「間に合っていない」。

この思いが消える日は来ないと思いますが、それでも前を見ます。


本日、私の精神的エネルギーは、上記の件で朝イチですべて出し切った!…とはいきません。

本日は、決算の審議もありました。


自分がまだ議会にいなかった時期を含む、前年度の決算への向き合いです。

当初予算から見てきた先輩議員より、ずっと多くの勉強が必要だと自覚していましたが、突き詰めて考えたところ、最終的に4つの質問に絞りました。


そのうち3つは、補助金・助成金の適正な運用についてです。

お金の使い方だけでなく、行政として適正な管理ができているのか。

これを監視することも、議会の大切な役目です。

真鶴町には、国や県などからの補助金・交付金等を活用しながら運営している事業が数多くあります。

そのルールをしっかりと守り、申請する団体も、行政も、もちろん交付する側も、気持ちよく納得の上で事業を続けていけること。

それが、今後の町全体の運営にとって、とても大切だという思いから質問しました。

私への答弁においても、その後質問した同僚議員への答弁においても、町は是正の方向にあるとのことでした。


残る一つは、指定管理運用状況調査特別委員会の中で細かく触れることができなかった、指定管理者の引き継ぎ時における行政側の不備について。


これは指定管理特別委員会を閉じる際にも報告に盛り込んだ内容です。

行政としてしっかり受け止めていただき、今後の改善に期待していきたいと思っています。



会議や委員会のたびに、凹んでばかりです。

それでも、自責を基本にして動いているかぎり、気持ちが終わることはありません。



今夜は、教育委員会主催のリレートーク第一弾にも参加することができました。

真鶴町で、岩瀬直樹教育長と苫野一徳氏。

このようなお二人の対談が聴けるだけでも、すごいこと。

そのお二人が、真鶴町の教育を語り合う。

それは、もっとすごいこと。

「すごいことが起きてるんだ」と、感じました。


私にとっては、

「私の向かっている方向性も、間違っていないはず」

と感じることのできる、非常にありがたい時間でした。


「とことん“対話”の町政へ」

機関紙Vol.4に掲げたタイトルは、綺麗事に聞こえるかもしれません。

でも、一人から二人。

二人から三人。

そのくらい地道に、少しずつ対話の輪を広げていけたら嬉しいなぁ、と改めて感じた夜でした。



明日から、9月議会はしばらく休会です。


委員会や協議会の日程で、まだ不明なところもあるため、他の仕事を入れるのは危ないので…

機関紙をまだ配れていないエリアへ、明日は朝から向かいます!

残りは、おおよそ500軒くらいです。

皆さんに、届きますように。


明日も、私の「明日のベスト」を尽くします。