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すずめのおそで ‐ Suzume no Osode -

春分の日用のお線香づくり

2019.03.21 08:58

暦の上では春なのだから…と、自分自身に言い聞かせていた、立春の頃が嘘のよう。

この頃は、自信を持って「春が来た」と言うことができます。

そんな春満開で迎える春分の日。

春分は、「お彼岸」であり、「イースター」の起点ともなり、イランのように、この日がお正月という国もあるそうです。

昼と夜が近づく日は、世界中で特別な日となっているようです。

そんな春分にお部屋にたくための、天然のお線香を手作り。


春になると、甘いものよりも苦いものに目がいくように、こちらもかなり辛めの渋い香り。

心踊る日だからこそ、少し落ち着いた、荘厳な香りにしたいと思いました。

それでも春らしく、後から沈香、甘松(スパイクナード)、丁子の甘さが、きらっと残ります。

これから、桜が咲いて、新緑の季節がやってきます。

その前に少しだけ、静かな時間を過ごしてみたいと思います。