学術講習会を開催しました
医師が語る「あはき」の臨床
令和8年8月26日、墨田区総合体育館(ひがしんアリーナ)にて、墨田区三療師連合会主催の学術講習会を開催しました。
当会が学術講習会を開催するのは、およそ3年ぶりです。
当日は墨田区内をはじめ、近隣地域からも鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、医療関係者など30名近くの方々にご参加いただきました。
今回の講師は、くらしのホームクリニック院長の小池宙先生。
「医師が語る“あはき”の臨床」をテーマに、ご講義いただきました。
「あはき」とは、あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうの総称です。今回の講習では、西洋医学を基盤とする医療の現場に、東洋医学である鍼灸や手技療法をどのように取り入れ、患者さんの治療に生かしていくのか、小池先生ご自身の臨床経験を交えながらお話しいただきました。
実際に効果が得られた症例だけでなく、思うような結果に至らなかったケースや、治療へ導入する際の課題についても、具体的な事例をもとに率直にご紹介くださいました。医師の視点から語られる「あはき」の可能性と現実は、日々患者さんと向き合う私たちにとって、多くの気づきと学びを得られる内容でした。
参加者の皆さんも熱心に耳を傾け、会場は久しぶりの対面講習会ならではの活気に包まれました。講習後には参加者同士の交流もあり、地域や職種を越えて情報を交換する貴重な機会となりました。
西洋医学のど真ん中にいる医師の口から、『邪気』という言葉・概念が用いられていたことに驚きと親しみを、"あはき"という東洋医学の奥深さを、そして西洋と東洋をハイブリッドさせながら施術・治療にあたることへの可能性を感じた講習会でした。
ご多忙の中、貴重なご講義をお寄せくださった小池宙先生、そしてご参加いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
墨田区三療師連合会では、今後も会員の知識と技術の向上、そして地域医療とのより良い連携につながる活動を続けてまいります。