若くして自衛隊を辞めるという選択、 その裏側にあるもの 意見:アラミィ氏
自衛隊で若くして退職する人がいることについて、改めて考えてみたいと思いました。任期制
自衛官には、資格取得の支援や再就職支援など、退職後の生活を支える仕組みがあります。若
いうちに次の道へ進むことも想定されています。それでも、一つの仕事を若くして離れ、新し
い環境へ進むことには、本人にしか分からない難しさがあるのではないでしょうか。まだ長い
人生があるからこそ、次の仕事や生き方を考える必要があります。私は、この「若くして退職
する」という選択そのものに、もう少し目を向けてもいいのではないかと感じました。
若いうちは、次の仕事を見つけやすいかもしれません。でも、それと「次に何をしたいのかが
決まっている」ということは別だと思います。
今の仕事を離れると決めた時点で、次の目標がはっきりしている人ばかりではないでしょう。
環境を変えた後で、自分の進む道を探す人もいると思います。
「まだ若いのだから、これからいくらでもやり直せる」と思われるかもしれません。しかし本
人にとっては、仕事を離れること自体が大きな決断です。
そして、これは本人だけの問題ではないとも感じました。若い隊員が減れば、現場の人も減り
ます。人手が少なくなれば、残った隊員の負担も増えます。だからといって、「人手不足だか
ら辞めないで」と求めるだけでは違う気がします。
自衛隊には、退職後の資格取得や再就職を支える制度があります。それはとても大切なことで
す。ただ、退職した後の支援だけではなく、若者がその仕事を続けるのか、別の道へ進むのか
を考える過程にも目を向ける必要があるのではないでしょうか。
退職は失敗ではありません。続けることにも、辞めることにも理由があります。だからこそ、
退職という結果だけでなく、その選択をするまでに何を考えたのかにも目を向けることが大切
だと思いました。