目には見えない「気」を体で感じてみる。~気を巡らせよう~ 2026.09.11 07:26 気功の動きを取り入れた陰陽ヨガや気功ヨガ。これまで何度かレッスンで行ってきましたが、とてもご好評いただいています。「気を練る」「気を感じる」「気を巡らせる」言葉だけ聞くと、少し捉えにくく感じる人もいると思います。でも実際にやってみると、落ち着かなかった気持ちが静かになったり、気分が沈んでいるときには少しエネルギーが戻ってきたり。逆に気持ちが上がりすぎているときには、散らばっていた意識が集まり、足元が安定してくる。気功の動きには、そのときの自分を「ちょうどいいところ」へ調和させていく感覚があります。東洋医学では「気」という言葉を、生命活動を支えるさまざまな働きを捉えるために使ってきました。呼吸すること。体を動かすこと。食べたものからエネルギーをつくること。体温を保つこと。こうした生命の働きそのものを、昔の人たちは「気」という視点から見ていたんですね。私はもともと気功に興味があり、コロナ禍にオンラインで学んだことをきっかけに、日々の生活にも取り入れるようになりました。気功の呼吸法を瞑想のように行ったり、静かに気の感覚を観察したり、自分でヨガをするときには、その前後に気功の動きを入れたり。ヨガと気功は、とても相性がいいと感じています。そして私は、「目に見えないもの」を特別なものとして考えなくてもいいと思っています。私たちの命そのものも目には見えない。呼吸も、心臓の働きも、自律神経の働きも、体の内側で絶えず起きている変化のほとんどを、私たちは直接見ることができません。目に見えているものは、私たちが生きている世界のほんの一部。目に見えないものの方が、ずっと膨大です。だから「気」についても、あるのか、ないのかを頭の中だけで決めるより、まず体を動かして、自分の中で何が起きるのかを感じてみる。手のひらが温かくなる。呼吸が変わる。意識が静まる。足元が安定する。そんな小さな変化を、自分の感覚で確かめていく。気功もヨガも、目には見えない自分の内側の動きに、丁寧に意識を向けていく時間です。これからもレッスンの中に少しずつ取り入れていきます。ぜひ、頭で理解するより先に、体で体験してみてください。