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Fashion Source / Hitomi’s Log

今度は、どんな人に見つけてもらえるのか。

2026.09.12 22:00

去年の秋ごろだったと思う。

私が着ていたTシャツを、たまたまエレベーターで一緒になった人が見て、

「それ、かわいいですね」

と声をかけてくれた。


ChatGPTみたいなロボットがいるデザインのTシャツだった。

「私がデザインしたんです」と話すと、

「どこで買えますか?」と聞かれた。


その商品は、当時いったんショップから引っ込めていた。

なので、

「1時間後くらいに出しておきます」

と言って、急いで出品した。


その人とは、それまで一度も会ったことがない。

本当に、エレベーターで偶然会っただけの人だった。

でも、そのあと実際に買ってくれた。


そして、

「ご縁に感謝」

とメッセージまで送ってくれた。


あの出来事がきっかけで、

「もう一度、Tシャツや商品をちゃんと売ってみよう」

と思った。


そこからEtsyのショップを、少しずつ真面目に整えるようになった。

商品画像を変えたり、

モックアップを変えたり、

価格を考え直したり、

同じデザインでも、白い商品と黒い商品ではどちらが合うのか試したり。

売れない時期も長かった。

それでも、少しずつ見せ方を変えていった。


やがて初めて海外のお客様から注文が入り、その後も購入が続き、スターセラーにもなった。


そして昨日。

新しく出した商品が、出品から約1か月半で売れた。


以前なら、

「出しても本当に売れるのかな」

という感覚の方が大きかった。


でも今は、

「出して、しばらく置いておくと、必要な人に見つけてもらえることがある」

という感覚に、少しずつ変わってきている。


しかも今回は、ワシントンにいる、まったく知らない人が買ってくれた。

考えてみれば、かなり不思議なことだ。


日本にいる私が作った商品を、

海外にいる知らない人が、

画面だけを見て選んで買ってくれる。

その流れで今日、ココナラに新しいサービスを出した。

Etsyの商品ページを診断するサービス。


商品画像やモックアップ、タイトル、説明文、価格などを見ながら、

「どこで商品の価値が伝わりにくくなっているのか」

「最初にどこを直すと見え方が変わるのか」

を整理する。


少し前の私だったら、たぶんこの商品は思いつかなかった。

これまで私は、既存のお客様やリピーターの方に向けて、

「次にどんなサービスが必要だろう」

と考えることが多かった。


でも最近は、ココナラやEtsy、CrowdWorksのような別の場所に商品や仕事を出している。

すると、これまで考えたことのなかったサービスが、次々と出てくるようになった。


お客様が変わると、商品も変わる。

場所が変わると、自分の経験の見え方まで変わる。

アパレルの仕事でやっていた売り場づくり。

20年間、自分の商品やサービスを売るために考えてきたこと。

Etsyで何度も試した、画像やモックアップや価格の調整。


それまで別々の経験だと思っていたものが、

「あ、これも商品になるんだ」

と、今になってつながっている。


面白いのは、新しい商品を作っているつもりなのに、

実際には、ずっと前から持っていた経験を

別の市場に合わせて編集し直しているだけなのかもしれない、ということだ。


趣味:モックアップづくり(笑)


去年の秋、

エレベーターで一枚のTシャツを褒めてもらったところから始まった流れが、

一年後には、

Etsyの商品ページ診断というサービスになっている。

人生、どこから商品が生えてくるか分からない。


だから、とりあえず外に出してみる。

出しておくと、

こちらが予想していなかった人から反応が返ってくる。

その反応が、

次に何を作るかを教えてくれることもある。


そんなわけで今日、

また新しい商品をひとつ、外に置いてみました。


今度は、どんな人に見つけてもらえるのか。

しばらく眺めてみようと思います。