経産省前テントひろば日誌 9月4日(金)
8月31日(月)
きょうは、いつもより少し遅い、11時25分に事務所を出たので経産省前に着いたのは40分でした。すでにゴミ拾いを終えたMiさんが待っておられました。このとき私は30m遅れて歩いていました。
荷台を引いていたKuさんの横を犬を連れて散歩していた人が追い越しました。ここで事件発生。犬が大便してしまいました。ところが飼い主は大便を片付けないでそのまま行ってしまったのです。二人に追い付いた私にKuさんが「犬の糞に気を付けて」と注意してくれました。糞をそのままにしておくわけにいかないのでKuさんが経産省のガードマンに「糞を片付けてくれ」と要請に行ってくれました。ガードマンは他人事のように冷たかったのですが、奥でこれを見ていた職員が3人出てきたので、Kuさんが事情を説明しました。その間に、我々は大きな枯れ草で糞を被せ、Miさんがビニール袋に糞を入れました。糞は固かったので助かりました。職員も文句を言いながら、大きめのビニール袋を持ってきたので、Miさんが持っていた糞を入れて一件落着。最後に職員曰く「次回は飼い主に糞の処理をさせよう」。これには我々も同感。
私の近所でも、犬を散歩させている人は多い。手に大きなペットボトルを持って、犬が小便した時に水を掛けているのをよく見かける。大便を処理しているのはない。飼い主なら犬の習性を知っているので分かるはず。この飼い主にとって、飼い犬の脱糞は予想外だったのでしょうが、それに対処する準備をしておくのが飼い主の責任。
そのあと荷物を降ろしてセッティング。40分に終えました。宮さんのお菓子を食べながら座り込み開始。きょうは朝から曇りで風もあり寒いくらい。(私はこのあと先日、参議院での預け忘れた品物を受け取りに1時間、抜けました)。午後1時半に、先週の(水)に自製の水力発電設備問題で経産省に抗議をしていた自称発明家さんが顔を出したので、私が相手をしました。先週は特許申請の仕事をしているOgさんが相手してくれました。私に名刺を渡して説明したあと、経産省職員と1時間、話をしていましたが、ラチが開かず戻って来ました。空いている椅子に座って貰って、コーヒーとMiさんのお菓子を渡して話をじっくり聞きました。Kuさんは名刺を見てスマホで会社を調べてくれました。会社の名前は出てくるが中身の説明なし。
「自分が発明した特許と同じ物が千葉で作られている事実がある。にも拘わらず、経産省は何も対策をとらない、ケシカラン」とのこと。これが事実なら弁護士に頼んで裁判に訴えるしか方法がない。しかし、発明に全ての金を使いきったので、できない。「できるのは経産省に文句を言うだけ。また、家族から追い出され、ひとりぼっち」とのこと。今後も話を聞いてくれるテントに顔を出すようになると思われますが、宜しくお願いします。午後2時半にMiさんが帰られたあと、3時まで何事もなかったので、二人で片付けて撤収しました。
9月1日(火)
9月1日は、曇り、または晴。暑いというほどでもなく、座り込みには適していた。座りこみ5〜6人、大枠常連が担った。
現在は座りこみだが、2016年警察権力によって撤去されるまでは、経産省の一角にテントを張り続け、持続的に霞関の一角の占拠をし続けた。当時の「九条改憲阻止の会」で決議をし、デモの途中経産省の前に止まり、テントを設営した。当時、渕上氏等がテント等を準備し持ち込んだ。そして泊まり込んだ。泊まり込みメンバ—は、寝袋等を持ち込んだ。又第三テント(「福島の女たち」)も設営され、彼女らの経産省包囲デモも行われるようになり、運動は 予期以上の市民権を獲得してゆき、「反原発」は国民に根づいた運動になっていった。
今、毎日行われている経産省絵座り込みは、このような全国〜福島を結んだ運動の実績の積み重ねうえにつづけられている。
我々はこの点を見失うことなく、日本、世界から原発を一掃するまで、がんばらなければならない。
9月2日(水)
蒸し暑い日だ。1時少し前に着く。早番の大賀さんと保っちゃんがセッティングをしてくれているので、すぐ座り込み、パンを食べる。お米撒きおじさんがくると(おじさんは出勤途上)、それまで見えなかった雀が数羽、おじさんの頭上にあらわれる。おじさんが郵便ポストの脇に多少のお米を撒くと、さらに雀は増えた。同時に鳩も出てきた。おじさんは鳩を追い払う。そして、仕事に向かった。
Wさんは田舎に帰って休み。大賀さんは私とバッターチェンジして帰る。核ゴミの埋め立て問題で、経産省(国)が茨城県の常陸大宮に文献調査を申し入れた報道の話や、さいたま市と仙台市に汚染土を埋め立てた話を保っちゃんとする。常陸大宮市の市長は「市の活性化のために」と受け入れる方向という。また、さいたま合同庁舎の花壇への汚染土埋め立ては、なんと1立方メートルだと言う。首相官邸には2立方メートルを埋めた。おいおい、だったら、原発賛成議員の家の庭にも配れ。汚染土の総量は1400万立方メートル超だというのに、いったいどうするのだ。しかも汚染土を取り除けたのは25%で、森林などで取り除けないところは75%だという。原発はやめろ!
午後2時過ぎに遅番のAnさんが来た。先週は健康検査のため、お休みだったので、その結果などを話す。「どうすればいいなどということもない。経産省前の抗議行動を続けることを含めて、頑張ることだよ」と言われる。
時間が来たので撤収。今日は月初めの水曜日なので、5時過ぎから原電本店→東電本社への抗議行動の日で、保っちゃんは原電抗議に参加する。
9月3日(木)
曇り空で、蒸し暑い陽気だ。Yoさんと2人で汗を拭いながら設営をしていると、古くからの協力者Yosさんが車で立ち寄り、「病気をしてしばらく来れなかったので」と言って多額のカンパをしてくださった。Yoさんは先週忘れて行った日傘を取りに事務所に行って戻って来た。私は入れ替わりで、いつもの経産省1周一人デモに出かけて戻って来ると、OkさんとTaさんが到着していた。通りかかった女性が「以前、官邸前の抗議に参加していました。頑張ってください。」と言ってカンパをしてくださった。その後も、何人かの方が立ち寄り、励ましの言葉をかけてくださった。多くの方々の支援と声援に支えられて、私たちの抗議行動が続いていることを実感しながら、私(M.U)は退出した。後に残ったOkさんからの連絡によると、天気予報通り、雨がぱらついて来たものの、幸い本降りになる前に撤収を完了できたという。
9月4日(金)
核燃料サイクル破綻~核ゴミを増やすな、米国のキューバ制裁糾弾~「力の支配」を許すな
秋雨前線だそうだ、この前まで「猛暑」だったのに。九州の南に、またも大きな台風がうろついていて、もっとひどい雨を覚悟していたので、まぁまぁ良かったかも。「中途半端な降りだね、」と苦笑いをしながら抗議行動を迎えた。
本日、日東電工社長宅訪問裁判の第4回口頭弁論あり。103号法廷からの帰りの二人が立ち寄ってくれた。「面談強要等」で訴えられたうえ、司法からも差別を受けていた(初公判から425号警備法廷が指定された)そう。 (参照 http://www.labornetjp.org/news/2025/1114hokoku ) 後藤秀典氏の「原発訴訟と司法崩壊」を思い出す。いや、もっとひどい。
前後半メンバー、Emさんの他に、埼玉でクルド人問題に取り組むHmさんが参加。
【経産省抗議行動】【概要】
「原発を動かすことは危険であり、再処理や核燃料サイクルも破綻している」との認識に基づき、経産省への抗議を継続する。あわせて、再処理施設の遅延・ガラス固化体等の技術的問題、放射性廃棄物の行き場のなさ、東海第二原発の危険性などを理由に脱原発を訴える。キューバへの制裁など国際問題の告発、沖縄の基地問題や選挙支援への言及、差別排外主義への反対も示された。
【本文】
オープニング(Tg):「原子力発電NO」、「原発を止めましょう」
Km:今週を振り返り、FOE他の六ヶ所再処理に係わる院内集会(政府交渉)でガラス固化がうまくいかないにも拘わらず誤魔化そうとしていることが明らかに。アクティブ試験の結果を考えれば六ヶ所を動かしてはいけない。地層処分について、文献調査対象として5か所の名が上っているが、日本列島では余りに危険。六ケ所再処理を口実に原発稼働、辺野古基地建設を口実に普天間米軍使用継続に騙されてはいけない。
コール(Km):核ゴミ増やすな、脱原発、再稼働反対、運転延長反対、命を守れ、地球を守れ、未来を守れ…。
Tgさん:午後に赤羽橋駅近くのキューバ大使館を訪問。大使と面談。本年1月29日から米大統領令でキューバをエネルギー閉鎖、経済閉鎖。キューバの人は電気も水も入ってこないで困っている。アメリカはキューバを「安全保障にとっての重大な脅威」と位置付けている。「一滴のエネルギーも渡さない制裁をかけ、武力攻撃も辞さない」としている。キューバが「アメリカのフロリダのすぐ先に位置する社会主義国家だ」と理由で「力による支配」を堂々と行っている。日本政府は平和憲法のもとで、これに反対すべきだ。米国は周辺国への制裁もしてキューバがひどい状態。皆さんに言いたい「キューバの状況を日本政府は何とかしてください」。
Heさん:高市首相はエネルギー問題、物価高を変えろ。経産省に脱原発の声を叩きつけて行こう。
Hoさん:テントを張り座り込みを続けて15年。来週の9月11日には15時から大集会を開催する、是非ご参加を。
Km:水曜に原子力規制委員会前、日本原電本店前、東京電力本店前の抗議行動。木曜に澤地久枝さん呼びかけ国会正門前スタンディングに190名参加。
Skさん:東海第二を止めようと葛飾で活動。経産省の皆さん、是非、原発の問題についてご自分の心で頭で考えていただきたい。基準地震動、1400km難燃ケーブルに疑義。30km圏内に97万人、世界一人口密集地に建っている原発。東海第二を動かしてはいけない。
Km:非常に良い感じで進めていた高裁裁判の裁判長が交代、日本原電は基準地震動の一部は未だに申請を出せない、防潮堤問題は解決していない。
Okさん:窪田聡さんの「あたりまえの地球」を詠む。<海に魚が泳ぎ、空には、鳥が飛ぶ、そんな当たり前の地球、いつまで残るだろう、私たちの海と海の魚たち、私たちの空と空の鳥たち、そんな当たり前の地球、いつまで残せるだろう、そんな当たり前の地球、いつまで残せるだろう、土には花が咲き、街を子供たちがかける、そんな当たり前の暮らし、いつまで残るだろう、私たちの土と土の花たち、私たちの町と町の子供たち、そんな当たり前の暮らし、いつまで残るだろう、そんな当たり前の暮らし、いつまで残せるだろう、原発許すな 原発許すな 原発許すな、原発許すな>
Hgさん:インドネシアより多文化・多宗教間の相互理解促進に取り組むマティウス・ホー氏が来日。クラウドファンディング実施中。朝鮮学校差別もやめるべき。
Km:中国の記者から「10年以上日本に居るが、初めて暴力を受けた」と話された。差別・排外主義を止めよう。戦争を繰り返してはならない。
Ksさん:沖縄知事選まで3日。沖縄戦とその後押付けられた米軍基地、基地問題が総てに通じる、弾薬庫と燃料庫もあり、戦争を起こしてはならない。再び戦火にまみれてはならない。知事選でデニーさんを勝たせよう。
Myさん:福島の漁師さんの話が東京新聞に掲載、漁が出来るようになったときは嬉しくて泣いてしまった、と。「水に流すな」を歌う。
Wgさん:六ヶ所再処理施設の政府交渉に参加した。27回も完成延期、再処理施設が稼働したら大変なことになる。
Rnさん:本日「平和のための日本民衆外交団」がキューバ大使館で大使のお話を聞いた。キューバも辺野古も世界のあちこちが大変、少しでもいい方向へ変えていこう。来週の9月11日には15時からテント設置15周年の抗議行動をする。是非ご参加を。
コール(Km):脱原発、核燃料サイクルは破綻しているぞ、核のゴミを増やすな、総ての原発を止めろ、武器を買うな、武器を売るな、NoNukes、NoWar,NoBase,差別反対。
=====投稿1======
[08725] 核のごみの行方を問う
8月31日、 日本政府が茨城県の常陸大宮市に対して、南鳥島に続いて2例目となる、国からの指名による高レベル放射性廃棄物ガラス固化体の最終処分場の候補地として文献調査の申し入れがされました。
その前日に開催された講演会の録画です。ぜひご覧ください。漆原牧久
https://www.youtube.com/watch?v=zWIjOuRQ9UM&t=345s
=====今後の集会・行動等=========
◆9月11日(金)9.11脱原発・経産省前大集会 ~テント設立15周年~
日時:9月11日(金)15時~17時(前後にオープニング、クロージング)
場所:経産省本館前
主催:経産省前テントひろば
発言・演奏予定
〇河合弘之弁護士
〇落合恵子さん
〇国会議員 阿部知子前衆議院議員、ラサール石井議員(メッセージ)ほか
〇大口弁護士、一瀬弁護士(テント弁護団)
〇山崎久隆さん
〇森丸さん(社会人演芸家)
〇音楽演奏 朴保さん、守屋真美さん
福島からのメッセージ
武藤類子さん、伊藤延由さん、黒田節子さん、吉沢正己さん
◆9月18日(金)経産省前テント抗議集会 17:00~18:00 原発いらない金曜行動 18:30~19:45
◆9月19日(土)総がかり行動 国会正門 15:30〜16:30
◆9月23日(水)さようなら原発9・23全国集会 11:00~
◆9月24日(水)原子力規制委員会前 12:00~13:00
◆9月25日(金)経産省前テント抗議集会 17:00~18:00 首相官邸前抗議行動18:15〜19:15