消えない悲しさを抱えたままでいい。私の経験が誰かの救いになる場所
夫と息子が特性有りの、発達支援教育士のみちかです。
家庭の中で、どれだけ歩み寄ろうとしても噛み合わないやり取り。
「相手の特性だから仕方ない」と頭で理解しようとしても、目の前でシャットアウトされたとき、胸の奥に芽生える悲しさや虚しさは、どうしたって消えるものではありません。
「一歩引いて受け流せばいい」
「気にしなければいい」
そんな風に言われることもあります。でも、一歩引いたからといって悲しみが消えるわけではなく、ただ自分の気持ちに蓋をして、冷たい感情をひとりで飲み込んでいるだけなんですよね。
どれだけ知識を得ても、傷ついたときに悲しくなるのは、私たちが温かい心を持った生身の人間だからです。
悲しい気持ちが生まれないサイボーグにはなれないし、無理になる必要もありません。
私の傷ついた経験が、誰かの光になる
かつての私は、家庭の中で芽生える悲しさや徒労感に押しつぶされそうになっていました。
でも、サロンを始めてから気づいたことがあります。
それは、「私がひとりで抱えてきた辛い経験や悲しみが、今まさに苦しんでいる誰かの心を救う引き出しになる」ということです。
当サロンでは、お体をほぐした後のアフターティーの時間に、お客様のお話をじっくりとお伺いしています。
ポロリとこぼされたお悩みに「実は我が家でもね……」と我が家でのエピソードをお話しすると、お客様が「私だけじゃなかったんだ」と涙を流され、表情がすっと柔らかくなることがあります。
一方的に私の辛さを話して受け止めてもらうのではありません。
私の経験をお伝えすることで、お客様の心が少し軽くなり、前を向くきっかけになる。
「私の経験が、この人の役に立っている」
そう実感できたとき、家庭の中でひとり傷ついていた過去の自分が、少しずつ救われていくような感覚になります。お互いに心が温かくなる、とても愛おしい循環です。
あなたの抱える痛みも、決して無駄ではない
もし今、あなたが家庭の中で行き場のない悲しさを抱え、自分に蓋をしているなら。
その痛みを、どうか無駄なものだと思わないでください。
当サロンは、無理にポジティブになる場所でも、悲しみを無理やり消し去る場所でもありません。
「今日も噛み合わなくて悲しかったな」「すごく疲れたな」という気持ちを抱えたまま、羽を休めにいらしてください。
施術で身体を緩め、温かいお茶を飲みながら、少しだけ心の内を話してみませんか?
あなたが自分らしく笑顔を取り戻せるよう、そして「ひとりじゃない」と思える時間を過ごせるよう、心を込めてお待ちしております。