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おうちカフェ さんちゃん

いが栗

2026.09.13 21:06

散歩をしていたら、いが栗を見つけました。今日の写真です。「ああ、季節は秋なんだなあ」と思いました。栗の「いが」の痛さを詠んだ、ユーモラスな俳句があります。

『いが栗や 嬉しき程は 握られず』 (之竹(しちく):江戸時代の俳人)

「いが栗」は棘のある栗の実です。この句の面白さと深さは、「嬉しい」と「痛い」が同時に存在するところです。欲しいものが手に入れば、しっかり握りしめたくなります。しかし栗の“いが”は痛くてそうはいきません。「欲しいものほど、思うように手中に収められない」という人間的な感慨を感じます。また「欲しいものを手に入れようとすると、苦労や危険も伴う」とも読み取れます。

親しい人に心を許し過ぎて、「“言わずもがな”だったかな」と反省したことはありませんか? この句は、「嬉しいものほど、慎重に、くれぐれも慎重に」という人生の真理を含んでいると思います。

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